きびおこわ

製造時期：通年　

　宇奈月在来種でミネラルが豊富ないなきびと黒豆（黒部産丹波黒）を混ぜて炊き上げたおこわ。いなきびの鮮やかな黄色と黒豆の黒のコントラストが美しい。もち米も黒部産を使用し、名水とあらせ（黒部川から吹いてくる冷たい風）が織りな味のハーモーは素朴で懐かしい味。

 作っている方々に聞いてみました

きびおこわはよく食べられているものですか？

―　宇奈月町愛本地区では、昔から食べられていたものですよ。宇奈月のいなきびは混ぜると鮮やかな黄色になるため、アワと勘違いされることがよくあります。長野県でも生産されていますが、宇奈月町で生産されたいなきびを使用した方が色が鮮やかに出ますね。

きびおこわはどこで食べられますか？

 ―　―般にスーパーやイベントでしか販売していません。いなきびの生産量が限られているので、大量に消費される飲食店では出すことが難しいです。ですが、いなきびについてもっと知ってもらいたいので、できるだけ多くの人に食べてもらいたいです。

 作ってみましょう

　①いなきび、もち米はよく洗い一晩水につけておきます。

　②セイロにぬれ布巾をしき、もち米を入れ、上にいなきびをのせて蒸します。　

　③途中、塩水でシトを三回程うって蒸し上げます。　

　④大きめの器等に入れ、きびともち米がよく混ざるようかき混ぜます。

　きびおこわに関するお問合せ
　　農事組合法人　うなづき食工房　電話６５－２０３７