ホーム 教育・文化・スポーツ 文化 芸術・文化 国指定文化財[民俗文化財] 国指定文化財[民俗文化財] 2015年4月1日更新 このページを印刷する シェア ツイート 越中の稚児舞・明日の稚児舞 国・無形民俗文化財 昭和五七年一月一四日指定黒部市宇奈月町明日八三六(法福寺) 宇奈月町明日の高野山真言宗法福寺に伝わる郷土舞楽である。かつて毎年四月一八日の観音会に境内に仮設した四方吹き抜けの舞台で稚児舞を奉じている。(現在は四月第三日曜日に行う)舞人は明日地区の男児で、大稚児(一三歳前後)二人、小稚児(九歳前後)二人の四名である。 稚児は四月初めから法福寺に集まり稽古をするが、稽古の間は魚や肉を食べないとか土を踏まないよう下駄を履くなど厳しい定めがある。当日、稚児は当番役の肩車に乗り、観音堂から舞台に渡り、舞が終われば肩車で戻り稚児を神の依代として土を踏ませぬ定めを守っている。舞は笛と太鼓で奏楽され、矛の舞・太平楽・臨河の舞・万歳楽・千秋楽)の五曲が、素朴で古式ゆかしく演じられる。 稚児舞の起源については不明であるが、文禄年間(一五九二~一五九六)に法福寺の再興記念事業として始まったものと伝えられている。享保一六年(一七三一)「稚児舞五番続舞次第書上状」などがあり、享保以前に定着していたことを示している。 ●富山地方鉄道「愛本駅」下車、徒歩四〇分 ●開催日は、四月第三日曜日 越中の田の神行事(おおべっさま迎(むか)え) 国の記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財 昭和五八年一二月一六日選択黒部市宇奈月町下立地区 出稼ぎの神である恵比寿様を家に迎え入れる信仰行事である。下立では、一一月二〇日の夕方に一家の主人がオーベッさま、またはエベスさんと呼ばれている恵比寿神をもてなす。かつて麻の裃をつけた主人が提灯を持って村境(むらざかい)まで迎えに出た。大正一一年(一九二二)、富山―宇奈月間に電車が開通してから「下立駅まで電車に乗っておいでになる」といって、下立駅まで出迎える家もある。 現在は玄関の戸を開いて恵比寿様を家に迎え入れ、いろりの上座で火にあたってもらう。主婦は「お湯が沸きましたからお入りください」と風呂へ案内する。入浴の間にご膳を整え、神棚下の座布団の前に供える。ころ合いを見てこの席へ迎える。ご膳のものは煮物で、その他二股大根と生鯛がある。主人は「今年はたくさんの米と畑のものがとれました。ゆっくり召し上がってください」とあいさつして酒をつぐ。正月二〇日まで家に滞在されるという。 ●富山地方鉄道「下立駅」下車 または県道黒部宇奈月線下立地区●開催日は、一一月二〇日と正月二〇日 芸術・文化 黒部市年表 黒部市の文化財 市準指定文化財 旧黒部市年表 旧宇奈月町年表 語りつぎたい黒部人 ~黒部に足あとを残した人々~ 教育委員会の後援を受けたいのですが。 黒部市史、宇奈月町史を購入したいのですが。 黒部にはどんな文化財がありますか。 国指定文化財[天然記念物] 国指定文化財[民俗文化財] 県指定文化財[民俗文化財] 県指定文化財[天然記念物] 県指定文化財[史跡] 市指定文化財[建造物] 市指定文化財[民俗文化財] 市指定文化財[絵画] 市指定文化財[彫刻] 市指定文化財[古文書] 市指定文化財[歴史資料] 市指定文化財[史跡] 市指定文化財[名勝] 市指定文化財[天然記念物] 黒部市コンベンション開催支援補助金