ホーム 教育・文化・スポーツ 文化 芸術・文化 県指定文化財[民俗文化財] 県指定文化財[民俗文化財] 2017年7月1日更新 このページを印刷する シェア ツイート 中陣地区のニブ流し 県・無形民俗文化財 平成六年二月二四日指定黒部市中陣地区 毎年七月最終日曜日の夕方、中陣地区ではニブ流しが行われる。五〇余戸のうち、子どものいる家では夏休みに入ると、大人が手伝って、竹ひごと麦わらで舟をつくり始める。 まず、竹ひごで長さ一㍍余りの舟底の枠組みをつくる。次に舟の舳と艫の部分に三〇㌢くらいの立ち上りをつくる。この上に舟べりの骨を組み合わせると、舟形ができあがる。これらの竹ひごを麦わらで包んで仕上げる。最後に一㍍ほどの帆柱を立てて色紙で飾る。 夕方になると、四〇人余りの子供たちが舟に頭を挿し入れ両肩にのせて公民館に集まってくる。舟を掲げた子供たちは列を組んで、地区内を練り歩く。最後に前川の上流の淀んだ場所から川に入り、ろうそくをともした二〇余隻の舟を浮かべる。壮年会の笛・太鼓のはやしにのせて、下流へと押し流す。この行事をニブ流しとよんでいる。 ニブは青森のネブタと同系統のもので、滑川のネブタとともに県内では貴重な民俗資料である。 ●富山地方鉄道「電鉄黒部駅」下車、池尻行バスで「中陣」下車 または、国道八号田家交差点から車で一〇分 ●開催日は、七月最終日曜日 尾山の七夕流し 県・無形民俗文化財平成一六年七月一六日指定黒部市尾山地区 八月七日は尾山地区の七夕である。地区を流れる幅一㍍余りの泉川の両岸に杭を打って、七夕をたて並べると、華やかな七夕のトンネルができる。 七夕舟をつくるのは地区の小・中学生である。男子は主にあんどん・杉葉舟などを作る。大きさは高さ二〇㌢、幅三〇㌢、長さ五〇㌢の木舟で、その回りに杉の葉をさし、中央に帆柱を立て、色紙を使って万艦飾にする。女子は和紙で姉さま人形と稲の花・キリコ等好きなものを一つ作る。人形は高さ三〇~五〇㌢で、着せる紙衣裳の折りかたには古くからのしきたりが受け継がれている。各自の作ったものを幅三〇㌢、長さ四〇㌢の薄板にのせ、キリコにはろうそくをともす。大正初期まで四〇~五〇㌢の麦わらの馬を青年たちが三〇頭も作り、七夕竹につるしたり、田植えの枠に和紙をはった大きなあんどんを飾ったりしたという。 夜の九時になると七夕流しの太鼓が響く。念入りに作った姉さま人形、七夕等を宿に持ちよる。これらを七夕竹の立ち並んだ川の上流から笛や太鼓のはやしにあわせて流して行く。 ●富山地方鉄道「電鉄黒部駅」下車、池尻行バスで「尾山」下車 または、国道八号田家交差点から車で約一〇分 ●開催日は、八月七日 芸術・文化 黒部市の文化財 黒部市年表 市準指定文化財 旧黒部市年表 旧宇奈月町年表 語りつぎたい黒部人 ~黒部に足あとを残した人々~ 教育委員会の後援を受けたいのですが。 黒部市史、宇奈月町史を購入したいのですが。 黒部にはどんな文化財がありますか。 国の記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財 国指定文化財[天然記念物] 県指定文化財[天然記念物] 県指定文化財[史跡] 県指定文化財[民俗文化財] 市指定文化財[歴史資料] 市指定文化財[古文書] 市指定文化財[建造物] 市指定文化財[名勝] 市指定文化財[史跡] 市指定文化財[彫刻] 市指定文化財[絵画] 市指定文化財[民俗文化財] 市指定文化財[天然記念物] 黒部市コンベンション開催支援補助金 国指定重要無形民俗文化財