ホーム お知らせ 市制施行15周年記念 第17回特別展「黒部奇譚-伝説の地を紐解く―」展示品紹介No.2 市制施行15周年記念 第17回特別展「黒部奇譚-伝説の地を紐解く―」展示品紹介No.2 2021年10月17日更新 このページを印刷する シェア ツイート 市制施行15周年記念 第17回特別展「黒部奇譚-伝説の地を紐解く―」展示品紹介No.2 展示の見どころ 2 地域の特色1 化かされた話、由来譚、八百比丘尼伝説 黒部峡谷にまつわる伝説は106話もあり、秘境黒部の地名の由来にまつわる伝説とともに伝わっている。秘境に寄せる人々の想いが数々の奇譚を生み出したのだろう。また山仕事に入る機会の多かった音沢や内山にはつい最近までキツネや狸に化かされた話が多く伝わっている。 往来の要衝であった三日市地区には親鸞聖人が越後へ下向したときに残していった逸話が寺の創立譚としても語られている(左写真三日市地区:三本柿、左側が寺町の三本柿、右側が辻徳法寺の三本柿)。また上杉景勝が越中進攻の際に三日市に残した話も伝わっている。 生地地区には海難事故の際に起こった不思議なともしびの話が、生地松明祭りの由来譚として伝わっている。 石田地区には立山開山物語を伝える佐伯有頼の話が伝わっている。 また村椿地区は八百比丘尼の誕生地として「玉椿の常若姫」の話が江戸時代から伝わっている。(左写真:村椿地区 白鳥神社(左側)と小浜市 八百比丘尼入定窟(右側、戦前)) また内山地区に八百比丘尼伝説を想起させる浦島物語も残されており興味は尽きない。(左写真:内山地区 内山の大滝) 地域の特色2 長者伝説 下立地区や荻生地区では、さんざん贅を尽くした長者家族の婚礼から衰退までの話が未来への教訓として語り伝えられている。いずれの長者も屋敷は黒部川の大洪水によって押し流されてしまうというものである。また、長者の小作人への過酷な労働に農民に成り代わった仁王が戒めを与えて改心する話などが伝わっている。そのほかにも類話として「笛を吹く美青年」があり、登場する花婿は黒部川の主である大蛇の化身で、花嫁は大蛇に嫁ぐ。(左写真:明日地区 法福寺仁王門の草鞋) ★展示品紹介No.1についてはこちらから★現在開催中の展示についてはこちら ⇒「黒部奇譚-伝説の地を紐解くー」★過去の展示についてはこちらから 最新のお知らせ ゴールデンウイーク期間中(4月27日~5月6日)の市内路線バスの運行について 令和6年能登半島地震による法人市民税等の申告・納付等の期限の延長について 令和6年度「農業経営のてびき」を作成しました 申請はお済ですか?「非課税世帯等価格高騰支援給付金(追加)」の申請は30日までです 春の農業用水路転落事故防止強化期間について 「第3次黒部市子ども読書活動推進計画」を策定しました 「第2次黒部市立図書館サービス計画」を策定しました 黒部市立あおーよ図書館ボードゲームイベントについて お知らせ一覧へ お問い合わせ 教育委員会 生涯学習文化課 〒938-8555 黒部市三日市1301番地 電話番号:0765-54-2764 FAX番号:0765-54-2702 このページの担当へ問い合わせを送る