ホーム お知らせ 福井 重成(ふくいしげなり 1851-1912) 貧しい人々を幸せにしたい 下立村発展のためにつくした村長 福井 重成(ふくいしげなり 1851-1912) 貧しい人々を幸せにしたい 下立村発展のためにつくした村長 2009年2月6日更新 このページを印刷する シェア ツイート ■スタートラインは警察官! 福井重成さんが17歳になった時、江戸幕府による政治は終わり、明治新政府ができました。その時、重成さんは今の警察官のような役目をする巡邏(じゅんら)になりました。その忠実な仕事ぶりは、たちまち県の重役たちに伝わっていきました。そのため、わずか22歳で、新川郡(にいかわぐん 現在の富山市から朝日町まで)の第2大区102か村の巡邏を監督する巡邏取締役になりました。 この巡邏時代に、仕事のためさまざまな村を歩いた重成さんは、生活に苦しむ人々をつぶさに見て回りました。また、他町村の多くの人々とも人間的なつながりをもちました。 明治9年(1876)、新川県・石川県・敦賀県が合併して新しく石川県ができました。 このとき、早月川から東(現在の魚津市、黒部市、入善町、朝日町)が、大1区となりました。この行政区画が新しくなった年に、重成さんは、いくつかの村をまとめる副村長のような役目をする副戸長になりました。このことが、重成さんを地方自治へ歩ませる第一歩となったのです。さらに信頼を得た重成さんは、37歳で現在の町村長のような役目をする戸長になりました。 ■下立村の初代村長に 重成さんは、わずか38歳の若さで、下立村(おりたてむら 現在の黒部市宇奈月町下立)の村長になりました。というのは、富山県では、明治22年に市町村制が実施され、下新川郡(宇奈月町、入善町、朝日町)30町と314か村の分合が行われ、6町37か村となりました。このとき、それぞれの町や村に町長や村長が置かれることになり、下立村では、それまでに実績のあった重成さんが初代村長に選ばれました。 (続きを読む・・・) 最新のお知らせ 令和6年能登半島地震による法人市民税等の申告・納付等の期限の延長について 令和6年度「農業経営のてびき」を作成しました 申請はお済ですか?「非課税世帯等価格高騰支援給付金(追加)」の申請は30日までです 春の農業用水路転落事故防止強化期間について 「第3次黒部市子ども読書活動推進計画」を策定しました 「第2次黒部市立図書館サービス計画」を策定しました 黒部市立あおーよ図書館ボードゲームイベントについて 令和6年6月定例会の日程をお知らせします お知らせ一覧へ