ホーム イベント 平成28年度黒部市歴史民俗資料館 第12回特別展「トロッコとめぐる90年の旅」展紹介 No.2 平成28年度黒部市歴史民俗資料館 第12回特別展「トロッコとめぐる90年の旅」展紹介 No.2 2016年10月31日更新 このページを印刷する シェア ツイート 大正時代には急峻な地形と豊富な水量を持つ黒部川は、水力発電に適した川として注目され、大正12年に柳河原発電所建設が計画されました。 柳河原発電所は黒部川の本流、猫又取水口及び支流の黒薙川より取水し、途中は跡曳水路橋を経由し、最大出力50,700kwを発電しました。当時としては、日本最大の出力です。この発電所を建設するため工事用資材輸送、作業員の運搬などのために黒部専用鉄道は敷設され、宇奈月~猫又間が大正15年に開通しました。 これが宇奈月から欅平間20.1kmを走る黒部専用鉄道(黒部峡谷鉄道)の始まりです。最初は東洋アルミナム株式会社により着手され、後に日本電力株式会社・関西電力株式会社に引き継がれました。 (柳河原発電所) 山彦橋(黒部橋)は峡谷の景観や洪水時に配慮し、柱脚を川中に建てない大径間の橋梁を採用しました。 日本で最初の鉄道用スパンドレル・ブレースド・アーチ橋で、また現存する同種の橋としては最古です。現在はやまびこ遊歩道の一部となっています。 (山彦橋・黒部橋) 跡曳橋は黒薙~笹平間の黒薙川に架かる鋼橋で、鉄道スパンドレル・ブレースド・アーチ橋としては黒部橋についで日本で2番目に古いものです。 上流には跡曳水路橋もあり、深い峡谷に架かる橋でポスターなどの写真の被写体としても重要な役割を果たしています。 (跡曳橋) (跡曳水路橋) 仏石橋は鋼材リベット止めを使用した珍しいワーレントラスを採用しています。手すりは端部が渦巻き状になっている古いものが残り、手すり上部に溶接で高さを増しています。橋長は約30mです。 (仏石橋) 柳河原発電所の取水口として昭和2年(1927)に完成しました。その後、黒部川第二発電所建設時(昭和11年)に上部に目黒橋が架けられました。 平成7年(1995)7月の大洪水後、大部分が解体され、現在は柱脚部分のみ残します。 (柳河原発電所の取水口) ☆歴史民俗資料館の展示のご案内はこちらです ⇒ 歴史民俗資料館 展示のご案内☆うなづき友学館のページはこちらからです ⇒ https://www.city.kurobe.toyama.jp/contents/yuugakukan/ イベント情報詳細 開催期間:2016年8月5日(金曜日)から11月27日(日曜日)まで休館日:月曜日(祝日の場合火曜日)、祝日の翌日 開催時間:9:00~18:00開催場所:うなづき友学館費用:大人300円(団体20名以上240円)中学生以下無料 「伝統・文化・芸術・教養・科学」のイベント おしごと いろいろ なんになる?」 \\つどう・まなぶ・むすぶ//令和5年度「公民館まつり」について 第18回黒部市芸術祭 黒部市美術展の開催及び作品募集について 黒部市美術館「キュンチョメ 魂の色は青」 黒部シアター2023 秋『トロイアの女』 黒部市歴史民俗資料館 特別展講演会「プロジェクトXにみる挑戦者たちの思い」のご案内 【10/1(日)】最後の秘境からやって来た若き音楽家たちVol.4 黒部市歴史民俗資料館 第19回特別展「宇奈月温泉とともに歩んだ人々」のご案内 イベントカレンダーへ お問い合わせ うなづき友学館 〒938-0861 富山県黒部市宇奈月町下立682番地 電話番号:0765-65-1010 FAX番号:0765-65-1010 yuugakkan@city.kurobe.toyama.jp