ホーム お知らせ 幻の桜 コヒガン「八重彼岸」発見! 幻の桜 コヒガン「八重彼岸」発見! 2025年3月20日更新 このページを印刷する シェア ツイート NHK連続テレビ小説「らんまん」のモデルとなった植物学者『牧野 博士』が発見した 幻の桜 観に行こう♪ 植物学者の牧野富太郎博士が明治時代に発表後、国内では確認されていなかったコヒガンザクラの品種“幻の桜”「八重彼岸(やえひがん)」が、黒部市、富山市、岐阜県で見つかったことを、ご存じでしたか? 今回黒部でこの桜を発見し、「とやまさくら守の会」の会員で、桜の保全活動に携わる黒部市在住の八木秀治(やぎ ひではる)さんに、お話しを聞いてみました。 ▲黒部浄化センターの幻の桜「八重彼岸」発見者の八木さんと共に(2020.4撮影) ▲位置図 八重彼岸の場所はコチラ(google Map) Q.1 明治以降確認されていなかった桜が今回、何をきかっけに見つかったんですか? A.1 以前、植樹活動を行った黒部浄化センターの敷地で、2017年春、見慣れない花が咲いていることに気づき、富山県中央植物園で企画情報課長補佐を務める 大原隆明さんのもとに持ち込みました。大原さんは植物の分類が専門で、海外で栽培されていた「八重彼岸」の画像などを目にされていました。私が持ち込んだ桜を見た大原さんは、牧野博士が1908年にコヒガンザクラの変種として論文で発表した「八重彼岸」の可能性が高いと教えてくれました。その帰り道、富山市の富岩運河還水公園にも見慣れない桜があったことを思い出し、再度大原さんに報告。さらに、大原さんも同じ頃、偶然岐阜県で発見し、この3つの個体は「不明品」として研究が進められることになったのです。▼(提供)富山県中央植物園 Q.2 八木さんが最初に発見した黒部市、そして富山市、大原さんが見つけた岐阜県の3つの桜の品種について研究が進められることになったんですね。八木さんが見つけた、見慣れない桜はどんな色や形をしているんですか? Q.2 見つかった桜は直径が1.9㎝~2.6㎝。花弁は細長く、紫を帯びたピンク色の花。その他の特徴が牧野博士の論文と一致したほか、東京大学総合研究博物館に収蔵されている葉の標本とも特徴が同じだったことなどから、「八重彼岸」だという結論が出たのです。実は黒部市で確認された桜は、以前私たちの活動で別の品種として植えられたものでした。 発見した際、偶然咲いていた桜に目が行き、桜に呼びかけられた気がしました。 Q.3 桜を愛する八木さんだからこそ、幻の八重彼岸に気付くことができたんでしょうね。 A.3 そうですね。黒部市をはじめ、県内で桜の植樹をしたり、一般家庭でも植えて貰おうと、様々な品種の苗木を頒布したりするなど、地道な活動を仲間とともに続けています。これまで黒部市内に植えた桜は5000本程度で、枯れてしまったものもあるので、目標の1万本にはまだまだです。 開催決定!幻の桜を発見した八木さんとめぐる 観桜会🌸 限定20名!! アクアパークで「KOKOさんぽ」参加者募集!! 春爛漫、このたび発見された“幻の桜”「八重彼岸(やえひがん)」を発見した八木さん解説のもと、隠れた桜の名所、黒部浄化センター内「アクアパーク」を一緒に散策しませんか? 限定20名のスペシャル企画。ぜひ、お急ぎください! 1.開 催 日 令和7年4月5日(土) 14:00 (受付開始 13:30~) 2.受付場所 道の駅 「KOKOくろべ」総合案内 3.参 加 費 1,000円 (税込、KOKO黒部オリジナル「行楽セット」付☆) 4.申込方法 道の駅 「KOKOくろべ」 ☎0765-54-3266 【締切】4月2日(水)16:00 ▽NPO法人黒部まちづくり協議会「サクラワークショップ゚」八木 秀治さん(79歳) ▲八木秀治(やぎ ひではる)さん「1万本の桜を植えて黒部市を桜のまちにしよう」を合い言葉に植樹や保全活動を続けるNPO法人黒部まちづくり協議会「サクラワークショップ」で20年以上活動し、活動に取り組む中でこれまでにも新品種を発見して名付け親の一人ともなっている。 最新のお知らせ 春の農業用水路転落事故防止強化期間について 実践型インターンシップ・複業人材導入に向けた説明会の開催 令和7年度黒部市奨学生を募集します 黒部シアター2025 春 舞踊公演 『めまい-死者の中から』 パパママサポートセンター「たんぽぽ」4月の会員登録会 くろべの美味しいと楽しいが集合するKOKOマルシェ!今年も開催! 【本日】アニメ "ざつ旅" 黒部回放送!! 富山県男女共同参画審議会委員の募集 お知らせ一覧へ お問い合わせ 都市創造部 上下水道工務課 〒938-8555 黒部市三日市1301番地 電話番号:0765-54-2668 FAX番号:0765-54-3009 このページの担当へ問い合わせを送る