９月は「健康増進普及月間」です

「１に運動　２に食事　しっかり禁煙　良い睡眠　～健康寿命の延伸～」

　毎年９月は「健康増進普及月間」です。

　厚生労働省では、９月１日から30日までの１か月間を「健康増進普及月間」と定め、全国的に普及啓発活動を行います。この機会に、ご自身の生活習慣を見直し、健康づくりに取り組んでみませんか。

「１に運動　２に食事　しっかり禁煙　良い睡眠　～健康寿命の延伸～」
をスローガンに、無理なく生活習慣の改善に取組んでいきましょう。

　➡令和６年度健康増進普及月間について（外部サイト：厚生労働省ホームページ）

身体活動をプラス10分　日常動作で生活改善

　身体を動かす機会は日常生活の中に意外とたくさんあります。毎日の家事も意識して身体を動かすことで立派な運動になります。まずは毎日今よりも10分多く身体を動かすことを意識してみましょう。

【家庭内でプラス10分】
　〇毎朝ラジオ体操をする。
　〇家事をこまめに行う。
　　
　
【外出でプラス10分】
　〇近くに行くときは車を使わない。
　〇エレベーター等ではなく階段を使う。　
　　　

毎日野菜をプラス１皿　目指そう１日野菜350ｇ

　厚生労働省が推進する健康づくり運動「健康日本21（第三次）」では、健康増進の観点から成人１日350ｇ以上の野菜を食べることを目標としています。

　富山県民の野菜摂取量は、男性で245.4ｇ、女性で266.3ｇです（令和３年県民健康栄養調査より）。
　男女共に目標の１日野菜350ｇには足りていません。今より野菜料理をあと１皿プラスしてみましょう！
 

【野菜を今より多く食べるコツ】

〇野菜を加熱して食べよう
　生野菜だと食べる量が多くて懸念されがちな野菜ですが、同じ量の野菜でも加熱すると野菜のカサが減るので無理なく食べられます。
　　

〇彩りや旬を取り入れてみましょう
　野菜には、緑・赤・黄・白・紫など様々な色があります。少し料理に加えるだけでもぱっと見た目が華やかになり食欲の増進にも繋がります。また、野菜には春夏秋冬旬があり旬の野菜は栄養価が高く、旨みも感じられ、比較的値段も安価です。
　ぜひ、旬を食卓に取り入れてみてください。
　　　　　

〇カット野菜や冷凍野菜を常備しておこう
　生の野菜は天候や旬などに価格や出荷が影響されやすいですが、カット野菜や冷凍野菜は冷蔵庫や冷凍庫にストックしておくと、手軽に献立に野菜を取り入れることができます。
　　　  

タバコの煙をマイナス　受動喫煙のない健康社会

　喫煙はがんや心臓疾患などの生活習慣病の発症などにつながります。
　タバコを吸っている本人の健康にとって良くないことはもちろんですが、喫煙者の周りの家族や大切な人たちの健康にも悪影響を及ぼします。
　自分や家族・大切な人の健康を守るためにも、禁煙を始めてみませんか？
　　

健診・検診で定期的な健康チェック

　早期には、自覚症状がないという病気は少なくありません。生活習慣病や、がんの早期発見のために、定期的に健診やがん検診を受けましょう。

　➡令和６年度特定健診について
　　令和６年度がん検診について

良い睡眠をとれていますか？

　富山県で睡眠休養が不良と感じている人の割合は約4割で、全国の中で最も高くなっています。
　
　良い睡眠をとるために、
　①日中に日光を浴び、夜間は照明を暗くしましょう
　②エアコンなどを使用し寝室の環境を整えましょう
　③日中は適度な運動をしましょう
　④朝食をしっかり食べましょう
　⑤就寝前のアルコールやカフェインの摂取は控えましょう　　

【関連リンク】（こちらの記事も合わせてご覧ください。）
　➡第3次黒部市健康増進計画
　　黒部市健康づくりポイント2024について