ホーム お知らせ 佐々木 大樹(ささきたいじゅ 1889-1978) 佐々木 大樹(ささきたいじゅ 1889-1978) 2009年2月6日更新 このページを印刷する シェア ツイート ※ 佐々木大樹さんの作品 この彫刻家の集大成とでもいえる作品が「平和の像」ですが、宇奈月地区で他にもいくつかの作品を見ることができます。中央公民館や教育センター等の公共施設、旅館、寺院などにもあります。また県立近代美術館にも所蔵されています。 コラム 大樹という号 号とは、文筆家や美術家が本名のほかにつける名のことです。 佐々木大樹さんの本名は長次郎といいますが、大樹という号をつけるまでに、他にもいくつかの号を使っています。 まず、高岡工芸高等学校時代には「黒東玉眼」という号を使っています。これは黒部川東岸の無数の石の中には、玉石(ぎょくせき)と言って価値のある玉と価値のない石が混じって眠っており、「その玉こそが自分である。」という強い意志の表れとしての号でした。 また、この時代に「玉虫(たまむし)」という号もあり、玉虫色に輝く美しさを自らにたとえたものでした。 さて、大樹という号ですが、皇室関係に彫刻作品を献上したおりに頂いたという説、そして、徳川時代の大将軍の名を取ったという説、2つの説があります。どちらにせよ、堂々とした大樹のように、世に媚びることなく生きる姿を号としました。色紙などには「樹山人」という号も使っています。 「和」黒部市役所宇奈月庁舎蔵 『語りつぎたい黒部人~黒部に足あとを残した人々』へ戻る 西暦 年齢 項目 1889 音沢村に生まれる 1904 16 富山県立工業学校木工科彫刻部本科に入学する 1908 19 東京美術学校彫刻科本科彫部に入学する 1914 25 同校研究科木彫部を修了する 1920 31 第2回帝展で「誕生の頃」が初入選、特選となる 1928 39 第9回帝展で「紫津久」が帝展美術院賞を受賞する 1935 46 多摩帝国美術学校教授となる 1958 69 日展評議員となる 1971 82 宇奈月町名誉町民となる 1978 88 東京で亡くなる 最新のお知らせ 令和6年能登半島地震による法人市民税等の申告・納付等の期限の延長について 令和6年度「農業経営のてびき」を作成しました 申請はお済ですか?「非課税世帯等価格高騰支援給付金(追加)」の申請は30日までです 春の農業用水路転落事故防止強化期間について 「第3次黒部市子ども読書活動推進計画」を策定しました 「第2次黒部市立図書館サービス計画」を策定しました 黒部市立あおーよ図書館ボードゲームイベントについて 令和6年6月定例会の日程をお知らせします お知らせ一覧へ