ホーム イベント 黒部市美術館 「生誕100年 毛利武士郎と黒部」のご案内 黒部市美術館 「生誕100年 毛利武士郎と黒部」のご案内 2023年4月3日更新 このページを印刷する シェア ツイート 開催日 2023年4月15日(土曜日)から6月25日(日曜日)開催時間 9時30分から16時30分開催場所 黒部市美術館黒部市美術館のご案内 → 黒部市美術館黒部市美術館Facebook → https://www.facebook.com/kurobecityartmuseum黒部市美術館ウエブサイト(2023年4月OPEN) → http://kurobe-city-art-museum.jp 【お知らせ】5月27日(土)・28日(日)は美術館周辺で、第40回カーター記念「黒部名水マラソン」が行われます。大幅な交通規制がありますので、ご確認の上、ご来館ください。午後15時以降のご来館をお勧めします。交通規制 | カーター記念 黒部名水マラソン (kurobe-taikyo.jp)の案内はこちらからhttp://www.kurobe-taikyo.jp/road/access/control.html Kurobe Art Research vol.2 生誕100年 毛利武士郎と黒部 チラシはこちらから ➡ 毛利武士郎展チラシ概 要| 黒部市にゆかりのある作家を紹介するシリーズKurobe Art Researchの第2回目は、生誕100年を迎える毛利武士郎です。毛利は1992年からの晩年の約12年間、黒部市の山側地域にアトリエと自宅を構え、制作活動に没頭しました。彼に黒部移住の契機をもたらしたのは、富山県立近代美術館で開催された『現代日本美術の展望-立体造形』展で毛利を担当した黒部市出身の学芸員の柳原正樹でした。そして、毛利没後には、そのアトリエを「シーラカンス 毛利武士郎記念館」として運営してきました。そこは今でもなお、地域の芸術活動を支える重要な拠点となっています。本展は、「シーラカンス 毛利武士郎記念館」と共催で、毛利作品の初期から晩年までの創作を俯瞰的に振り返るとともに、富山や黒部との関わりについてご紹介します。出品作家|毛利武士郎(1923-2004年、東京生まれ)日本を代表する彫刻家の一人です。1943年東京美術学校彫刻科を卒業後、太平洋戦争を経て制作を再開、1954年『第6回読売アンデパンダン』展に《シーラカンス》を出品し、新しい彫刻の方向を示唆する作家として注目を浴びます。初期の重厚感がある塑造作品から、コンピューター制御の大型工作機械でステンレス等の直方体に精微な幾何学模様を彫り込んだ晩年の作品まで作品形態は様々です。1964年頃から新作の発表をやめますが、約20年後の1983年富山県立近代美術館にて《哭Mr.阿の誕生》を発表し、1999年には同館で大規模な個展を開催しました。本展のポイント|道具と素材と造形の観点から毛利作品を俯瞰的にご紹介いたします。1.毛利が用いた道具の一部や晩年に用いた大型工作機が掲載された雑誌等、また実験や計算を繰り返した様子を垣間見ることができる作品の図面や制作ノートの一部も含め展示いたします。細部から見えてくる毛利の人柄や制作への姿勢を感じることができるかもしれません。2.毛利武士郎の黒部移住のきっかけを作った黒部市出身の学芸員 柳原正樹との関係について、柳原がかかわった毛利とその周辺についての展覧会関係資料(チラシや新聞記事等)でご紹介します。 また、毛利は自分が亡くなった後には、若い作家にこの場所を活用してほしいと考えていたといいます。毛利没後に、柳原はその意思を受け、アトリエをシーラカンス毛利武士郎記念館として運営しました。毛利が願った通り、現在でも地域の創作活動の起点となっている場所です。ぜひ、現地にも足を運んでいただき、毛利が設計したというそのアトリエの佇まいや、そこでしか見ることのできない作品等をご覧ください。※会期中のシーラカンス 毛利武士郎記念館 の開館及び企画展については、【展覧会情報】をご確認ください。3.これまで、毛利武士郎記念館シーラカンスでのみ展示されてきた、未完成作品を出品いたします。黒部移住後の作品は、コンピューター制御の大型工作機によって、金属のキューブ上に穴を穿ち象嵌のようにまた同じあるいは別種の金属をはめる等の働きかけをした作品です。制作ノートや図面にも細かな数字が書き込まれており、機械的、数学的な美しさが印象的です。しかし、研究者のメイボン尚子によれば、この未完成作品については、同じ工程で制作されたもののようでありながら、図面やマケット等からは手仕事的な痕跡が見いだせることが指摘されており、これまでとは異なるチャレンジが見え隠れしているようです。常に新たな造形を模索してきた毛利が、次に考えていたことについて、鑑賞者の皆さんと一緒に思いを馳せることができれば幸いです。 【展覧会情報】Kurobe Art Research vol.2生誕100年 毛利武士郎と黒部2023年4月15日(土)-6月25日(日)黒部市美術館主催 |黒部市美術館[公益財団法人黒部市国際文化センター]共催 |シーラカンス 毛利武士郎記念館、黒部市、黒部市教育委員会、北日本新聞社助成 |芸術文化振興基金助成事業後援 |北日本放送、富山テレビ放送、チューリップテレビ、みらーれTV、新川コミュニティ放送休館日 |月曜日開館時間|午前9時30分-午後4時30分(入館は午後4時まで)観覧料 |一般500円(400円)、高校・大学生400円(300円)( )内は20名様以上の団体料金 *中学生以下無料 *障害者等手帳をお持ちの方と付添1名無料 関連企画| 「オープニングセレモニー」4月15日(土)14:00~14:30頃会 場|黒部市美術館 *展覧会観覧券が必要です。 シーラカンス毛利武士郎記念館 展覧会情報 | ・2023こぶし記 展 4月15日(土)-4月30日(日)10:00~16:00 *月曜休館 毛利を偲んで2006年に開催、2015年からは隔年ごとに行われてきたグループ展。 ・武士郎の手仕事 5月12日(金)-6月4日(日)11:00~16:00 *月曜休館 株式会社七彩時代に制作に携わった照明器具や記念品の他、《最後の審判》を模した石膏のレリーフ等を展示。・「かすがい」と「まる」木呼里 安達直樹 6月10日(土)-6月25日(日)10:00~16:00 *会期中無休 自然木を活かした家具の展示。 休館日|「2023こぶし記 展」「武士郎の手仕事」は月曜休館、展覧会開催期間以外は休館観覧料|無料連絡先|富山県黒部市栗寺41 (TEL:090-4323-6885)※上記の会期中に、併せてみられる毛利武士郎作品及び資料《哭Mr.阿の誕生》1983年、石膏、黒鉛「倉吉DNAの碑 マケット」2000年、黒御影石、ステンレススチールその他、作業台やその周辺の小作品、小物等 イベント情報詳細 開催期間:2023年4月15日(土曜日)から6月25日(日曜日)まで 開催時間:9時30分~16時30分開催場所:黒部市美術館 PDFファイルをご覧になるには、Adobe Acrobat Readerが必要です。 こちらのバナーから無料でインストールできます。 「伝統・文化・芸術・教養・科学」のイベント 【9/14(土)・9/15(日)】湯の街ふれあい音楽祭モーツァルト@宇奈月 【9月28日(土)・29日(日)】黒部シアター2024秋 演劇公演『「からたち日記」由来』 黒部市歴史民俗資料館 第20回特別展「驚異の名橋 愛本刎橋」のご案内 【令和6年6月16日(日)】仏舎利慶讃法要を行います 歴史民俗資料館 展示のご案内 黒部市歴史民俗資料館 春の展示「近代の黒部峡谷写真帖」のご案内 黒部シアター2024 春 舞踊公演「セレネ、あるいは黄昏の歌」 黒部市歴史民俗資料館 メタバースに「愛本刎橋」が登場! イベントカレンダーへ お問い合わせ 黒部市美術館 〒938-0041 富山県黒部市堀切1035 電話番号:0765-52-5011 FAX番号:0765-52-5011