黒部市総合振興計画審議会 第3回 第2部会(産業経済)会議録

平成19年6月26日(火)10:00〜

黒部市役所 黒部庁舎301会議室

 

 

 

事務局

 おはようございます。本日予定しております委員の皆さん、お集まりでありますので、ちょっと定刻よりは早いのでありますが、ただいまから黒部市総合振興計画審議会第3回第2部会を開会させていただきます。

 本日、○○副部会長さん及び○○委員、○○正孝委員が所用のため欠席でございますので、会議に先立ちましてご案内申し上げます。

 それでは、初めに、部会長よりごあいさつをお願い申し上げます。お願いします。

 

部会長

 委員の皆さん、公私ともにお忙しいところありがとうございます。梅雨に入りまして、新年度ももう3カ月をほぼ過ぎようとしておりますが、いよいよ第2部会の中のいわゆる基本構想の中間報告に基づいて、前期5カ年の計画策定に向けて本格的な議論をすることになります。事前に送られてきた膨大な資料も、市の職員がかなり検討あるいは協議されて、事業メニューに基づいた個別事業も盛り込んだ形で送られてきておりまして、我々も細かいところで議論していくことになるかと思います。

 今日は、基本構想の継続審議に関する事項と、さらに、前期の基本計画策定の施策検討用シート、それについて協議していただきます。今日は協議するまでということで、次回あたりで一定の取りまとめをすることになるかと思います。今日はひとつまた若干欠席しておられる方もおられるんですが、忌憚のないところで活発な審議をしていただけるようにお願いいたします。どうかよろしくお願いします。

 

事務局

 どうもありがとうございました。

 それでは、早速議事に入りたいと思います。

 審議会条例の規定によりまして、部会長が会議の運営に当たることとなっておりますので、これからの進行を富山部会長によろしくお願いしたいと、そのように思います。

 

部会長

 それでは、規定に従いまして座長役を務めさせていただきたいと思います。

 それでは、お手元の次第に沿って進めていきたいと思います。

 協議事項に入る前に報告事項を説明していただきます。

 事務局、お願いします。

 

事務局

 それでは、4月27日にコラーレで開催されました第3回全体会以降の経過について説明を申し上げます。資料1番をごらんください。

 ・・・説明省略・・・

 報告事項1の前回審議会以降の経過については以上です。

 

部会長

 ただいま報告していただきました経過について何かご質問があれば伺いたいですが、何かございませんか。

 もしないようでしたら、早速次の協議事項に入りたいんですが、よろしいでしょうか。

 それでは、次第の4、協議事項に入らせていただきます。

 1番の基本構想継続審議事項といたしまして、主要指標の見通し及び土地利用方針について、これについて、事務局、説明をお願いいたします。

 

事務局

 それでは、私のほうから座って説明をさせていただきます。

     ・・説明省略・・・

 

 以上です。

 

部会長

 それでは、今、説明を受けましたように、主要指標の見通しという中で人口あるいは土地利用方針の中でのゾーニング、そういったところで何かご意見をいただければよろしいかと思うんですが、いかがでしょうか。

 特に、人口の推計値についてはどうでしょうか。先ほど、2つの考え方があって、各市町村の合併されたところについてはどうも半々という話だったんですが、中で黒部は若干現状維持プラスアルファぐらいの発想なんですが、どうですかね。何かご意見がありましたら。

 

委員

 目標値ですから高いほうのがいいんじゃないかと、問題はそのために何をするかというのが問題なので。

 

部会長

 今、△△委員さんのほうから、やはり設定値を高くしておいて、そのために何をしようという発想のほうがいいんじゃないかというご意見だったんですが、いかがですか。私もそのほうがいいと思うんですが。

 もし特段意見がなければ、次は土地利用方針のほうに移らせていただきますが、いかがですか。

 土地利用方針の中で、ゾーニングされている部分で、今ほどありましたが、商業ゾーンとか、あるいは欅平等の、あるいは僧ケ岳についてもゾーニングの中に入れてほしいとか、そういう意見があるようですが、こちらの部会の委員の皆さん、どうでしょうか。

 

委員

 これから拠点をしっかりととらえていかんならんということの中で、これは旧宇奈月町でもそういう時期、今までは自然のまま、あるいは皆さんの使い勝手のいいようにということだったんですけど、市としてはこれからやっぱり拠点をしっかりしていかんと、今、来られているお客さんでは、鐘釣でおりて、欅平でおりて、そこで何をしようかといってただ帰ってくるというケースが非常に多いんですよね。やっぱりそこで楽しませる施設というのが当然これからの考えていかんならんことで、特に黒部市は観光地という看板も上げておるぐらいだから、そういったことも目標の中にきちっとやっぱり明示していく必要が、これは絶対あることだと思う。

 

部会長

 済みません、今の△△委員さんに関連して、ちょっと事務局に僕のほうから質問したいんですが、今の山岳のかがやきゾーンの中で、当然欅平あるいは黒部ルートのほうもゾーニングの中に入れているんですが、先ほどあった意見というのはさらにということなんですかね。ゾーンとしては位置づけしていると思うんですけれども。

 

委員

 だから、大まかなゾーンとしてはこんなものだろうけれども、やっぱりそういう中に拠点というところの整備計画みたいなものが少し入る。例えば、鐘釣でおりても河原へ行くのは私道なんですよね。自由に行って、河原で遊べるような    当然考えなきゃならない、そういうことですから、いろいろと言い出すとたくさんありまして。

 

部会長

 そうすると、あとの事業のメニューとか、ああいう中で詳細にまた議論していけばいいですかね。

 先ほどの寄せられておる意見の中でちょっと気になった僧ケ岳だとか欅平というのはどういう意味合いの、もう一回お願いできますか。

 

事務局

 先ほど申し上げたのは、僧ケ岳、鐘釣駅、祖母谷などの、いわゆるポイント、そういった代表的なポイントを文言としてこの構想図の中にあらわすべきだというご意見でございます。そのほか幾つもポイントをここに書いてあるわけですけれども、ぜひそういったものの中に加えるべきだというご意見でございます。

 

部会長

 実際には欅平等ももちろん入っているわけですが、例えば宇奈月ダムが書いてあるように僧ケ岳も書いてくれとかという、そういうレベルの話ですか。

 

事務局

 そういう意味です。

 

部会長

 ただ、ゾーニングのこの区分の中では入っているんじゃないかなと思うんですが、事業メニューのほうはともあれ、利用方針のゾーニングとしては含まれているような気はしているんですが、これはほかの部会からの委員さんの意見ですか。

 

事務局

 そうです。

 

部会長

 そうしたら、委員の皆さん、いかがですかね、その辺のゾーニング分け。ちょっと気になったのは先ほどあった意見の中で商業ゾーンが入っていないとかという、産業振興ということで、水色の縦の網にかかった楕円形の区分をしてあるわけですが、どうですかね、意見、あれば。

 委員さん、もしないようだったら、次に進めてもよろしいでしょうか。

 

委員

 やっぱり商業ゾーンにつきましては必要だと思いますよ、これはやっぱり三日市地区の     今後の振興のためにね。その辺はやっぱり商業的な地域だという表示はある程度必要じゃないかなと思いますね。

 

部会長

 中西委員さん、どうですか、会頭として。

 産業という一まとめにしてあるんですが、商業あるいは産業じゃなくて工業じゃないかとか、いろんな意見になるかなという気もするんですが。

 このゾーニングの中に産業振興ということで包括されているという考え方もあるんですが、地域的な場所から見ると何か工業みたいな感じもして、一部事務局に寄せられている意見が、商業振興みたいなことが土地利用方針の中に取り込まれていないという意見がどうもあるようで。

 

委員

 一般的に産業振興というと、今のあれとちょっと何かずれがあるような気がする。

 

委員

 商業ゾーンなら、三日市だけじゃなく、また生地もしかり、今度、石田も宇奈月も全部入れにゃならんので。

 

部会長

 そういう意味では、ここのゾーニングの区分分けとはまたちょっと異質なもののような気がするけどね。

 

委員

 ここだけ、三日市の商業ゾーンだけを入れるどうので筋として通るんですか。

 

部会長

 その辺が皆さんの意見としてどうなるのかなという感じがするんですが、入れるとしたら、じゃ、どこにという話、当然議論があると思うので、ただ、そういう意見が寄せられてはいるけれども、第2部会としては。

 

委員

 聞く人で○○が商業に載っておらんじゃないかと言われることだけは事実だと思うんですよね。ただ、同じことをきちんと整備しておいて、いつでも受け入れられる態勢をどこかでつくっておくべきでしょう。

 

委員

 産業振興となると、また商業振興となると、やっぱりちょっとずれがあるんじゃないですかね。必要なのかどうかわからんけど、産業商業振興地域だとか、そういうふうに入れたほうが理解しやすいのかなと。産業というと黒部の場合は三日市を中心にした、やっぱりそういうふうに頭があるから、他の地域的に何か思われる節があるかもしれん。我々はやっぱり、産業と商業、いわゆる商店街の問題、ちょっと違ったようには聞こえる。

 

部会長

 特に、今のこの産業振興のところになぜか、上も、下段に工業と流通と書いてあるものやから、なおさら何か特定されているような気配を感じるというか。

 

委員

 商業振興といったらおかしいのかな。

 

委員

 おかしくないですよね。

 

委員

 そう入れたほうが何か納得されるような気がするけど。

 

委員

 場所の位置づけで入れるんじゃなしに、商業振興というのを。

 

部会長

 どうもゾーニングの中で言うものやから、場所がついついイメージされてしまう。

 

委員

 でも、この今のゾーンというのは自然を中心とした流れのゾーンなので、あえてここで、この地区は産業なり、あるいはこの地区は商業ゾーンとうたうということ自身が、この構想図の中からいくと不適当なのかなと。別の構想図があって、黒部市全体をやるんだったら、これは上から下までの自然環境の中でのゾーン設定というものが基本的に4つになっておりますので、先ほど、その意味では、例えば鐘釣とか、あるいは僧ケ岳とか、その辺を入れてほしいというお話がほかの部会からあったとなれば、ただ、どの辺まで入れるかが難しいので、今、△△委員も言われましたように、あるいは、ここは欅平の手前が鐘釣ですよね。ただ、ここの辺を幾つ書けば、ずっと下まで書いておかなきゃならないものが結構出てくるのかなということでは、ある程度、この本文のほうのそれぞれで、文言になっておりますので、それがここに出てきておると思うんですが、このところにおいてはぜひ入れてくれということになれば入れなきゃならないのかと思いますけど、僕はあくまでも自然環境の流れで上から下まで来るという4つのゾーンを組んでいるんだったら、今の産業なり、あるいは商業というのは、あまり誇大して書き上げてしまうとちょっと問題が出るのかなと。

 それと、あまりにも構想図とすれば莫大にもなっていけば、かえって見にくくなるのかなという気もしますので、これは私の意見ですけど。

 

委員

 基本構想の段階ですと、水を利用して産業を将来誘致していくとか云々という、きちんとしたそういう構想を盛り込んでおくとか、商業ゾーン                    のものですから、振興は大事なことだと思います。ここの場所とか云々というのは、こっちにすれば、今度は反対からおかしいんじゃないという意見が出てくると思いますよ。

 

部会長

 いろんな意見が出されている中で、どうも今のジャンルというか、ゾーニングとちょっとまた違う議論のような気がして、例えば産業振興という水色のやつは逆にむしろここから取っ払うべきだという意見、どうですかね。今のこれのゾーニングとはちょっとなじまないよ。

 

委員

 ゾーンというのは上に書いてある4つのゾーンですよね。これでいいんですよね。やっぱり入れんとあんまり意味をなさんような気がして、入れ出すと今度はいろんな問題が生じてくるということですね。難しいでしょうな。

 

部会長

 どうですか、部会としては。

 

委員

 ただ、僧ケ岳は西の果てなんだとか、そういう意味で枠の範囲を決めるということで入れるということなんですか、これは。

 

部会長

 それについては、入れるのは入れるとしてでいいんですが、今言われたのは、商業であるとか産業であるとかという部分は、今、○○委員からも言われたような、いわゆるこのゾーニングと今言っている商工業あるいは産業振興というものとはまた別物じゃないかという意見がありましたので。

 

委員

 ただ、ゾーニングというのの幅がわからんので、名称いろいろということなんだろうが、その辺がよくわからん。僕はこれでいいような気がするけどね。

 

部会長

 変な話、山から海まで4つに切っただけみたいな、ですもんね。

 

委員

 書き出したら切りがない。

 

部会長

 時間の関係もあるので、ちょっと取りまとめていいですかね。この産業振興のほうを削ったらどうですかね、ゾーニングの中では。そのままほかっておくほうが無難ですかね。

 

事務局

 今ほどの議論の中で、どの部会でこれがどうせいという話だったのか私もわかりませんけれども、私どもからすれば、要は黒部市内、当然宇奈月と黒部が合併いたしました。その中に都市計画   がございます。その中に用途指定がなされております。その中では、工業地域、商業もあればいろんなエリア、ゾーニングといいましょうか、そういったものが設けられておりますので、ここであえて産業振興とかという文言が必要かなという思いでおりますけれども、ちょっと参考までに。

 

部会長

 今、担当事務局のほうからもそういう話なんですが、私もこの産業振興というのはちょっと、ジャンルの違うものを張りつけてあるような気がしてならないんですが、もし差し支えないようであれば、これをとりあえず削ると。

 

委員

 今、言われたとおり、このゾーニングにはエリアを示しておりまして、産業振興というと一応、農業、1次産業、2次産業みんなあって、振興があって、そうすると、真ん中の、例えば里山のゾーンだとか、それから山岳のところは、もし振興を書くんだったら、例えば観光振興とか農業振興とか、それから漁業の振興とか書くことになるんじゃないかと思うんですね。もし産業振興のこの辺は非常に工業なり流通なりが発展しているところなのでということで示そうとすると、海浜レクリエーション拠点とか交流拠点のように、工業振興拠点とか、そうだったらまだほかのものとなじみがいいんですが、振興だけだというのは、ちょっとこれだけだと、じゃ、ほかの農業とか商業の振興はどうするんだという気がするんですけど。

 

部会長

 日本語として共通のことだよね。

 

委員

 すべて盛り込まなならんことになる。

 

部会長

 そうなんです、すべて盛り込まなならん。今の場合、土地利用方針ということのゾーニングなので、結果はどうなるかわかりませんが、第2部会としては、この産業振興は削ってもいいよということでいかがですかね。

 

委員

 異議なし。

 

部会長

 じゃ、とりあえず事務局のほうで、一応第2部会としては、この産業振興というのはなじまないよと、このゾーニング分け、土地利用方針の中ではということにしておいてください。

 それでは、そういうことにして、次の議題に進ませていただきたいと思います。

 協議事項の2番目ですが、前期基本計画の審議事項、施策検討用シート、事業メニューに基づく個別事業等について、これについて事務局の説明をお願いします。

 

事務局

 それでは、引き続き説明をさせていただきます。

 ・・・説明省略・・・

 説明は以上でございます。

 

部会長

 それでは、今のSTEP2の施策検討用入力シート、それについて説明いただいたところですが、特に今回重点事業のメニューについて説明があったわけですけれども、それ以外も含めて、どうですか。順番にいけばいいのかな。ランダムで受け付けますかね、質問。第2部会の検討する2―@から2―Cまでの間、順番じゃなくて、皆さん、事前に資料を見て、ご意見もあおりかと思うので、ランダムで聞きましょうか。ご意見があればお願いしたいんですが。ハード、ソフト、それぞれあるわけですが、ぜひ専門委員の方からもお願いしたいと思います。

 大森専門委員さん、お願いします。

 

委員

 実務的なことで申しわけないんですが、9ページ、農業環境の保全・整備で、ここに中山間の直接払いと今年から始まった農地・水の環境保全ということで書いてあるんですが、中山間の直接払いが20年、21年、多分これは5カ年の事業ということで、ここでちょうど切れ目になるということなんだと思うので、そうだとすれば、その下の農地・水も、これも一応5カ年の期限の事業なので、正確には19年から23年までということになるのかなと、一応国の事業ですので、そういうことになるのかなという気がします。

 それと、もう一つ、その下のほう、ちょっとこれは重点ではないんですが、今後使われるとしたら、今度は林道の事業なんですが、緑資源公団が来年でなくなるということになっておりますので、どう書いていけばいいのかわからないんですが、今後、この辺は訂正されればいいのかなと、実務的なことです。

 

部会長

 事務局、いかがでしょう。今の指摘、期限のついた事業だということで、お願いします。

 

事務局

 ご指摘のとおり、事業期間は中山間のほうが21年まで、それから、農地・水のほうが23年までになっていますので、とりあえずはそれ以降はまだ見えていない部分もございますので、あとは残りでいいと思います。

 それから、林道のほうですけれども、要望書におきましても「緑資源」というものを取って県なりに重要要望を現在しております。それで、「幹線林道」だけでいけばどうかと考えます。

 

部会長

 今の件ですが、まず確認します。中山間地域等直接支払交付金事業というのは、ここに記載してあるとおり、21年で終わるということですね。その下の農地・水・環境保全向上対策事業というのは23年度までで、24年以降の……

 

事務局

 まだはっきりしておりませんので。

 

部会長

 ソフトとしてのこの丸は削るということでいいんですかね。

 

事務局

 あるいは、中山間も全部丸にするかどっちか、統一したほうがいいと思いますので。

 

部会長

 一体なんですか。

 それと、その下のやつは、表記の仕方のように受けとったんですが、事業としてはやっていくんだけれども、具体的な政府のメニューが違うものを活用するかもしれないと。

 

事務局

 緑資源機構というものが今年でなくなると聞いております。それを今後県が引き継いでいくと新聞とかでは報道されております。

 

部会長

 具体的には、表現を変えるということですかね。

 

事務局

 そうですね。「緑資源」を取っていただいて、「間接林道」だけでいけばどうかと考えます。

 

部会長

 ということで、委員の皆さん、よろしいですかね。道路は途中でやめるわけにはいかないと思うので。

 

委員

 今日初めて来て、今日は勉強せないかんと思ってきたんですけど、教えていただきたいことが二、三ありまして、このシートの中で、例えば市単独事業はどれだというのが一目でわかるようなものになっておれば非常にありがたかったんですけど、幾つかあると思うんですが。

 

部会長

 実は、資料3の中で次の議題には入れているんですが、今度は入力用……。

 

委員

 こっちに入っているんですか。

 

部会長

 ええ。

 

委員

 わかりました。

 それと、グリーンツーリズムと書いてあるんですけど、これって具体的にこういうものだというのがわかるようなのが今現在あるんでしょうか。ちょっと黒丸の説明から抜けて申しわけなかったんですが。

 ちょっと余談ですけど、きのう、県議会の予算特別委員会で似たような話が出ていまして、修学旅行を誘致するという話の中で、修学旅行に体験を組み合わせてやるというのを、今、国のほうでもそういうことを考え始めて、事業の具体的なプラン、メニューを考えているという話でもありますので、特に新幹線の開業あたりをにらんだときに、グリーンツーリズムという中で、そういったところも観光と農業振興をあわせて少し考えていく、交流人口の増大にもつながるということでもありますので、きのう、そんな議論が出ていたので、少し検討に値するかなと思ったので、少しご紹介をしたいということで思ったわけです。

 それと、あと、うちのほうでも普及センターのほうで、今、     あたりを中心に、特に皆さんご存じのとおり、桃を中心に幾つかの振興しているわけですけども、その辺について名前が出てくればいいのかなと思ったりもしたもので、その辺もあわせてまたこれから勉強させていただきたいと思っていますので、よろしくお願いします。

 余談ですけど、この席、これ、説明が後ろから聞こえるので、次回からこんなふうに並ばせてもらえないかなとも思っていますので、これは余談ですけど、要望しておきたいと思います。

 

部会長

 準備を検討してください。

 それで、前回でしたっけ、グリーンツーリズムについては黒部のほうに独自の推進委員会みたいなものが、実行委員会ですか、立ち上げられておりまして、それぞれ活動に向けて検討されているところなので。

 

委員

 県西部は、高速道路も新しく開通しますし、例えば氷見へ行って金沢へ行って五箇山へ行ってというルートがあるんだけど、県東部はどこへ行ってもぷっつんと切れてしまうので、その辺の対策をどうするんだというのがきのうの県議会でもかなり議論されておりました。それもちょっと参考にということでございます。

 

部会長

 ありがとうございます。

 あとは。

 

委員

 ちょっと初歩的なことで申しわけないですけど、全体会のときにこの資料は出ておるんですよね。施策目標値というのが出てきて、今このたび個別の事業が出てきたときに、これだけがすべてだったんですか、最初は。

 僕がよくわからないのは、この施策の目標値というこの欄があったりする。これは大変な仕事だと思ったんですね。今見たら、ここに出ているのはこれだけなんですよね。1つの事業に対して、その一つ一つについて目標値とかそういうのを持ちながらやってきたのかなと思ったんですね。大変な作業をされるんだなと思ってびっくりしていたんですけど、僕はあのときにはそんなことできるんですかなんて言っていたんですけど、どうですかね。これとこれはどういうふうにリンクして話が進んできたのかね。

 

部会長

 次の協議事項の中で、すべての項目について目標数値を定められるものとそうじゃないもの、あるいは貨幣換算できないものとかいろいろありまして、次の協議事項の中で1つずつ定められるものについては目標値も設定していくという協議をすることにはなっているんですね。ですから、そういう意味では、順序的にどうなのかはわかりませんが、一応今の段階ではSTEP2の検討用の資料ということで、メニューと年度等についてのみ議論していただくということになっております。

 次の資料3の資料、若干見てこられました?

 

委員

 ええ、見てきました。大変難しいことをきちんと書いておられる部分もある、大変な作業をされたと思うんですね。これをもって予算についてもいろいろ目標値を定めたときに議論されたものがここに上がっているんだと思っていたんですね。例えばですよ、農地流動化促進対策事業というのがあって、その中で、じゃ、これだけの一つ一つについて、目標値とかそういったもの、検討されたものがあったのかなと思うんですね。例えば、事業について、目標値は、これはこの辺までだと、これはできる、これはできないということを洗い出ししながら1つの個別事業が、こういった年次計画というものがつくられたのかなと思ったんですけれども、そうじゃないんですね。

 

事務局

 STEP3についての議論はまた後ほどお願いしたいわけですけれども、基本的に、それぞれ個別事業一つ一つについて目標値を設定するということは、初めから思っておりません。それは少し説明不足であったと思いますが、前期基本計画素案の中でお示ししたとおり、指標の設定ですとか、それに伴う目標値の設定ということについては、施策中分類ごとに設定をしていこうという考えでございまして、それぞれ個別事業一つ一つについて目標値を設定していこうということにはなっておりませんので、その点、ご理解いただきたいと思います。

 

部会長

 ○○委員さん、よろしいですか、今の説明。

 

事務局

 その資料を見ていただくと、施策中分類ごとに指標というものを設定していきましょうという形になっておりますですよね。

 

委員

 中身はこれだというんでしょう。

 

事務局

 そうです。

 

委員

 その中身についていろいろ議論したら、目標値が定められなかったものから定められるものからあったということ。

 

事務局

 STEP3の議論は後ほどお願いしたいわけですけれども、一つ一つ個別の事業について目標値を設定するという予定には初めからしていないということだけご理解いただきたいと思います。

 

委員

 すべてのものじゃなかったのかな、目標値を定めていきたいというのは。

 

事務局

 すべての個別事業一つ一つに目標値を設定していきましょうということは申し上げておりません。

 

委員

 大変な作業ですね。すべての事業についてという言い方だった気がしたけど。

 わかりました。僕はそのすべての事業についてもすべて洗い出しして目標値をみんなでいろいろ検討していくと。

 

部会長

 今、事務局からすべてではないということで、目標値はやっぱり定められるものとそうじゃないものとあるだろうと。

 

委員

 ですから、相当な仕事になるんだなと思ってびっくりしていたんですけど、やるものはやるんだという言い方だったから。

 

部会長

 そういうことで、今回、今までの議論していただいた事業メニューの中から個別事業というものが示されたものですから、この個別事業について、いわゆる事業メニューに基づいた個別事業としては物足りないとか、もっとこういうものがあるべきじゃないかとか、事業メニューとして適当かということとかのご意見もいただけるものと思っているんですが、いかがですかね。

 

委員

 個別事業の中に、もっとこういうこともやったほうがいいのではないかということをここの席で言うということですね。

 

部会長

 ええ、お願いしたいんですよね。

 

委員

 ただ、ここで上がっているのは、政府がやっていることについて、交付金を与えるとかいろんなことをやりますよということについての事業を公募してくださいという事業がだっと挙がっているわけですよね。それで、市独自としては何をするかということについて、政府から来た、県から来たということについてやるだけで、市独自でやる分については特に掲げていないという内容ですよね。

 

部会長

 次のSTEPでは事業主体のところでそういうことがそれなりには出てきて、あるいは、市民とか団体とか、どういう形でそれを実行していくか、あるいは協力していくかということについての資料も提示されているので、先ほど言われたように、事業主体とか、どこの単独事業なのか、あるいは国庫補助があって、県費補助、市の補助がついてやっているものなのかということについては、今、ここでは示されておりません。

 ただ、我々委員としては、やっぱりそういうものを必要であるとか必要でないとかという議論をして、具体的な予算づけというのは、我々は国のメニューがわかるわけでもないですし、やっぱり事務局のほうでいろんなところから予算を引っ張ってこられるんじゃないかなと。大事なのは、方向を誤らないような、事業メニューの目的を達成するためにはやっぱりこういうものもやるべきじゃないかとかという部分が必要なのかなという気がするんですが。

 そういう意味で、私の意見をちょっと言わせてもらいますと、特に水産業のほうで言わせていただきますと、例えば重点で、10ページですが、多機能型漁港整備の推進ということで、ハードが2つほどあって、さらにいわゆる未定のフィッシャリーナ整備事業を掲げられているわけですが、例えば多機能型漁港整備の推進というのは、いろんな面を利用しようということで、あるいは先ほどのゾーニングの中でもマリンレジャーとかということでの位置づけもされている中で、ほんとうにハードだけで推進したことになるのかみたいなすごい不安を感じるんですが、もうちょっとソフト的なことも行っていくべきじゃないかなという気がするんですけど。これを見る限り、変な話、20年で2つの事業を終わって、あとはフィッシャリーナを整備したらそれで終わりだよみたいな一面を感じるんですが。

 例えば、ソフト的には、交流人口増に対応した、漁港に適切かどうかわかりませんが、遊歩道であるとか緑地であるとか、あるいは看板も、日本語だけじゃなくて、韓国語も入れよ、英語も入れよとか、そういったものの整備等も含めて、あるいはベンチを増やそうよとか、そういった戦略的な部分が見えないような気がしてならないんですが、いかがですかね、事務局。

 

事務局

 こちらに載っているのは、言われるようにハードが載っているわけでございます。当然つり桟橋等の整備におきましては、ハードを整備した後にその利用というものを十分達成するという必要がございますので、ソフト的な取り組みというのは、その周辺の漁村の活性化という点では必要になってくる施策だと思っております。

 以上です。

 

部会長

 というのは、逆にどこかに当てはまるとは。

 

事務局

 先ほどグリーンツーリズムという事業がございました。交流という視点でいけば、当然山、海、川というフィールドがございますので、こういう事業もあわせて取り入れながら活性化というのは考えていく必要があるのかなと思っております。

 

事務局

 委員長が言われるとおり、漁業というくくりの中では非常に項目が少ないですけれども、観光というくくりの中で、先ほどグリーンツーリズムという話も出ましたけど、これはブルーツーリズムも含めての話をしていますし、それから、体験型の周遊ルートとか、そういう中で体験メニューの開発、これも漁業も十分にかかわってきますし、モデルルートの設定という場面でもそういうことも考えられます。それから、受け入れ態勢の強化事業ということで、先ほど言われた外国語表記とか、そういうものも一体となって読み込んでいけると思っていますので、漁業の中でソフトを具体的に書くというのは非常に厳しいところがありますので、観光も含めてという感じでこちらのほうで考えてそういうふうにしてありますので、その辺、ご理解いただければと思います。

 

部会長

 何となくわかるんですが、どうも整備したら終わりみたいな一面のニュアンスに感じるものですから、例えば、今、16ページの総湯会館の建設がありましたが、重点として置きながらハードをやってしまえばあと終わりだよみたいなまとめ方になっているんですが、あわせて、ほんとうに総湯会館が活用されて、交流人口なりが増えるようにするためには、建設と一緒に何かソフトの部分とかという、そういう組み合わせが何かちょっと欠けておるような気がしているんですが、もちろん観光面からも、あるいは産業面からもということで区分されておるものだから、なかなかまとめづらいという部分もあると思うんですが。

 

事務局

 総湯会館につきましては、先ほど事務局のほうからも説明がありましたけれども、ハードの部分を含めたソフトも一緒にこの5年間で考えていこうというやり方で5年間でくくりをしてありますので、本来的には多分後期のほうにソフト事業として白丸で本来は残っていくべきかなという感じがしますけども、あくまで建てて終わりという考え方でこれをやっているわけじゃありませんので、維持管理、それから、建てた後の運営を含めた形での検討をこの5年間でやっていくという考え方でここに黒丸5つをしてあります。実際のハードは多分2年かそこらで終わるんだと思います。

 

部会長

 実際には、これは入力のほうでは矢印だけで示されるんですから、実際にはハードなのかソフトなのかとよく見えない部分もあると思うので、逆に5年間で終わるということです。

 

事務局

 だから、白丸としては残っていくような形になるんです。今、どうしてもハードの部分が重視されていますので、とりあえず建物を建てるまでを事業区間としながら、ソフトとハードを一緒にやっていくという考え方で、こちらのほう、示してあります。

 

部会長

 皆さん、理解してもらえればいいんですが、何かご意見、そのほかにありますか。もちろん重点事業じゃなくてもいいと思うんですが。

 

委員

 それではちょっと。さっきちょっと脱線しまして申しわけございませんでした。

 8ページのほうに土づくりなど品質向上対策の推進とあるんですね。前、僕も土づくりについてちょっと意見を申し上げましたときに、循環型社会ということで、中西さんのほうからもそれはぜひ取り組むべきだとかいろんなことをお教えいただいたんですけど、有機農業推進法というのが施行されていますよね。そういうことを考えると、この豊かな自然の名水といい土地を持ちながら、そういうことからすると、有機農業推進法にのっとるような農業をもっと推進するようなということで、品質向上対策のほうでそういったことを取り組んだらいかがかなと思ったりしているんですけど、どうなんですか。

 安全で安心なおいしい農産物をつくるということが一番大切なんでしょう、食育とかそういうことでも、食の安全管理     そういうことだから、こういったところで、土地の改良事業、市単のほうでもそういった有機農業についての取り組みを推進するということを加えていくのはどうなんですかね。これは政府がやっておる事業について、お金があればやれるかなということもかなりのものが入っているということなので、市独自として何かそういうことをもっと推進していくんだと、安全で安心して食べられるおいしいものをつくるんだということを、せっかくいい名水の黒部ですから、そういったものの視点があってもいいんじゃないかなと思います。

 

事務局

 お答えいたします。

 まず、この土壌改良対策事業なんですけれども、まず品質、米の品質向上という視点で、平成15年から3カ年計画で順次行っております。15、16、17、18、19、20ということで、今は第2次ということで3カ年計画が入っているわけでございますが、基本的に品質に最も影響のある土壌というものを、担い手さん、兼業農家を含めて、とにかく散布率を上げようということで、市単独で農協さんと協力しながら調整しているわけでございます。

 この散布率、毎年上がっておりまして、目標といたしましては95%というものを1つの目標に掲げて事業を行っております。ただ、事業を行う場合、周期というものをしっかりと定めないと、なかなか勢いというものが続かないものですから、一応周期を定めて事業を行っているわけなんですけれども、委員さんが言われました有機農法につきましては、少し項目的にはずれるんですけれども、下のほうに米の需給調整システムの安全確保ということで、毎年事業を計上しております。この中に、市の単独助成金、そして、国の助成金が含まれているわけでございますが、ここで一応、市独自の、黒部市としてのメニューの中には有機資材の散布助成というものは入っております。ご指摘のように、それを表に出すという形で1つクローズアップするという方法は、手法としてはあると思います。

 

委員

 そのときは、米だけ書いてあるから米だけという考え方が出てくるので、僕が言っているのは野菜とかのもので、米だけじゃなく、ほかの野菜のことを言っているわけで、そういった意味でクローズアップするのもいいのかなと思っています。

 

事務局

 今のところ、こちらの8ページのほうは主に水田、米づくりという部分が主になるわけなんですけれども、11ページのほうに、特産品の開発、産地ブランド化の推進という事業が挙げてあります。その中で、例えば特産品の開発、育成の中の園芸作物出荷振興モデル事業というもの、それと、園芸ブランド産地強化事業というものに取り組む予定をしておりますが、特に園芸ブランド産地強化事業、これは3年スパンの1つのサイクルで考えているわけなんですけれども、当然黒部ブランドというものをどこに持っていくかという中で、1つは安全・安心というものがテーマになろうと思います。その上で黒部らしさのある園芸作物を作成していくという点では、米、水田での種穀作と11ページの園芸作物という形で、一応分けて考えがあるわけであります。

 

委員

 だから、そういう書き方ではわからんのではないかということを言っている。だから、今、この中に含まれるよという言い方をされると、じゃ、最後になったらこれしか残らないんだから、どうなの。

 

部会長

 済みません、今の個別事業のやつは中間報告であったように残らないです。これは基礎資料なので、まとめてつくり上げられるときには、あくまでいわゆる事業メニューしか載らないということなんです。

 

委員

 でしょう。ですから、その中に今で言うならその有機農業については、今議論しているものについては含まれるんだという言い方をしておるけれども、結局、何も残っていないという形になるんじゃないですか。

 

部会長

 ただ、これについては、当然こうやって委員会が、あるいは審議会が議論したやつとして残っていくので、ただ、取りまとめた本そのものにはないというだけの話なので。

 

委員

 ですから、この個別事業メニューについてもっとわかりやすく具体的に言ったほうがいいんじゃないかということですね。

 

委員

 有機農法支援事業というものを、まとめたもので1つを残したらどうかと、そのほうがわかりやすいということでしょうね。できましたらそういう書き方で、残せるものなら有機農法というものを、その事業を支援するよということでの、こっちもそれぞれ関連性がありますよじゃなくして、2つを1つにした作物としての支援対策をとれないかということじゃないですか。

 

委員

 そういうことなんです。だから、あっちにも書いてある、こっちにも書いてあるとかそれに含まれているという言い方は適当じゃないと僕は言うの。

 

部会長

 やっぱり行政の仕組みとの違いですか。やっぱり一般的な目でと。

 

事務局

 少し農業施策の中で、国とか市の事業も含めまして、今現在の体系をご説明させていただきます。

 現在、黒部市のほうでは、黒部市水田農業推進協議会という組織がございます。黒部農協、信用農協、行政、そして普及センターというものが入っているわけなんですけれども、この組織というのが1つ、どういう農業を今後黒部市の中で行っていくかという協議団体ということでございますので、この中で今ほどご指摘の件も含めて十分協議していく必要があるかなと思っております。

 

委員

 ですから、そういう協議機関に対する意見としてここへ入れておけばいい話でしょう。まあ、いいです。

 

部会長

 多分、○○さんがおっしゃる話というのは、行政の体系が我々の感覚と違う部分というのは、例えば、僕はほかの部分はわからないんですが、漁業なんかも漁港の担当のいわゆる中央、管轄の省庁から来ているものは、例えば漁港なら漁港の関係と、漁業全般の中で、これとこれ、一緒にやればいいじゃないかというのがやっぱり縦割りでなかなか一体的にできないとか、それぞれの独自のメニューがつくられておって、どうしても表現しにくいという部分がやっぱりあるような気がするんですね。それが、我々一般の人は、これとこれ、何で一緒にできんのやという部分ってどうしてもあるような気がしますね。それは全体を通じてそういうことを感じるんですが。

 済みません、まことに勝手ですが、ちょっと5分ほど休憩していいですか。

 

事務局

 今の件については少し事務局で整理いたしますので、検討させていただきますので、少し時間の猶予をいただきたいと思います。次回の部会もございますので。

 

部会長

 お願いします。

 

事務局

 ○○委員さん、そういうことでよろしくお願いします。

 

委員

もっとわかりやすく書いておいたほうがいいんじゃないかと。ここに書いてあるのは政府からの補助金とかいろんな事務の事業だけじゃないですか。市独自で何をするのといったら、ようわからない。

 

部会長

 済みません、まことに勝手ですが、ちょっと半まで休憩させてください。

 

( 休  憩 )

 

部会長

 時間が来たようで、早速再開させていただきます。

 あと、何かご質問はございませんか。

 

委員

 ちょっと今のこと、先ほど話題になったことが気になると言ったらおかしいけど、ここに書いてあることというのは、市が永久に携わっていくことばかりなんですね。例えば、単年度事業で何かをつくる、つくった以上は必ずこれの、そういったものの中で白丸、黒丸を入れていくと、これはみんな埋めておかなあかんことになっちゃうね。何年か特殊なことをやる年度だけを入れたほうが、非常にその辺が難しいんじゃないかなと。例えば観光の問題でも欅平インフォメーションは21年でつくるとか、いっぷく処の改修事業、つくった以上は、だから、その白丸がぴしゃっぴしゃっと並んで、これ、外すとまたおかしなことになるだろうし、そうかといって、ここに書いてあることは、調査・研究だとか事業の推進だとかというのは、これは永久に市としては携わっていくことばかりなんですよね。その辺の入れ方は非常に難しいんだろうと思うわな。ちょっと気がついた      。

 

部会長

 そうしたら、事務局に質問します。ソフトで途中で切れているというか、変な話、今現在、継続しておって年度が完全に決められているようなもの、先ほどありましたような、そういうメニューで動いていて、丸が途中で切れているというものは、やっぱり幾つも確定しているわけですか。

 

事務局

 確定しておるもの、その年度はその事業に取り組まないということが明らかにわかっているものについては、丸を外してあるということでございます。

 今ほど△△委員さんがおっしゃった件につきましては、我々もどういう形で位置づけるかということが非常に難しかったわけですけれども、何かをつくる、それは当然維持管理というものがついて回ります。維持管理というものについては、市の施設、庁舎をはじめたくさんの施設があるわけですけれども、それらの維持管理の部分についてまで、いわゆる総合振興計画の中では取り上げないという整理をさせていただいております。当然そんなことは出てくるわけですけれども、いろいろ計画、この事業に取り組みますよというものからは外しておるとご理解いただけんかなと思います。

 以上です。

 

委員

 全くそのとおりなんやけど、例えば、1つ、観光協会の助成なんかは、これは観光のあれがある以上は未来永劫に続くものじゃない。これはみんな白丸でこうしておけばいいのか、これは外したほうがいいのかということが幾つもあるわけですよね。当然やって行くべきこともこうして考えておいたほうがいいのか。だけど、大変やろうな。

 

部会長

 やっぱり一定のサイクルでつけてあるものは、先ほど○○さんが説明されたように、一定のサイクルでやっているものも、それ以外にはほとんど白丸、ずっとというやつが多いので。

 

委員

 見る限り、つけるなんていったらみんなつけ無ければならない。

 事業というのもあるし、調査研究というのもあるし、何とかの推進というのもあるし、こういうのはやっぱり全部白丸が入っちゃうな。

 

事務局

 ですから、ソフト事業はどちらかというとほとんど丸がついておるんですよ。特別にやらない年次は丸がつけてございませんが、ただ、ハードはその事業をほんとうにやることを逆に明らかにすべきだろうという意味で丸つけをしておるところでございます。

 

委員

 ハードは当然そうあるべきですわな。その維持管理まであれするんだったら、何年度に何をやるのかという明確なのも必要やし。

 

部会長

 例えば、14ページの商業基盤整備事業の中で、空き店舗対策の推進ということで、まちの賑わい創出事業への支援というところでは20年度だけ丸がついているんですが、これ、20年度で終わるという意味合いでいいんですか。

 

事務局

 一応これは3年間ということです、18、19、20と。

 

部会長

 今継続しておる事業やから、一応これで終わるよという話。やっぱり具体的なメニューに裏づいてこうやってついているものとそうじゃないものとあるものですから、我々委員としてはその辺が見えない部分があると思うんですね、おそらくほかの委員の皆さんも。

 例えば、言葉としてですが、今のまちの賑わい創出事業への支援というのは、じゃ、20年後はしなくていいのという単純な疑問ってやっぱり出てくると思うんですよ。そこら辺をどうやって矢印で示すときに書いていくかということやと思うんですよね。たまたま今、この計画策定の途中で取り組んでいる事業はここには全部書かんならんという話で書いていくとそういったようなことが起きてくるのかなと。

 それと、自分のところの関連産業で申しわけないんですが、10ページの中で、重点事業以下4つの事業メニューの中ではそれぞれ、例えば1つずつ挙げてあるんですが、どうも従来のものだけで、将来に向けて新たな個別事業というのは、議論しても出てこなかったのかどうか、例えば漁業経営安定化の支援ということで、安定化の支援については漁船保険料の補助だけしておれば漁業経営は安定するのかという、そういう単純な疑問にかられるんですが、この辺、どうでしょうか。

 

事務局

 これは、先ほどもありましたとおり、漁業経営安定化の支援というのはいろんなものでずっと矢印で続いていくものの中で、その中で取り出したものが漁船保険料等の補助ということだけ理解をしていただければいいと思うんですけれども。

 通常的な経営安定のための支援というのは、ソフト事業もありますし、それから、お金を伴わない支援もあったりとか、いろんなことがあると思いますので、ある意味でかなり隠れたものに、個々具体的に欠けるものだけをここに書いたという考え方をしていただいたほうがいいのではないかと思っています。

 それから、先ほど○○さんのほうからも具体的に有機農業とかということがあったんですけれども、私どもがこれをつくるときに一番心配をしたのが、例えば委員の皆さんからこういうことについてはどこに書いてありますかというところで読み込めない部分があるのを非常に危惧して、私どもはどうしても国の体制のもとに、国、県、市の中で、ずっと体制の中で事業名等がいろいろ定まってきているものがありますので、その事業名の中で読み込めるものが大体網羅されておればいいのかなという考え方でこれをつくってきていますので、具体的にこういうものがどこに書いてあるか、これがどこに書いてあるかということをいろいろ言っていただいて、その中で具体的に示したものがいいものがあれば具体的に示していきますし、これで読み込めるということでどうでしょうかという聞き方もできると思いますので、そういう形での議論をいただければいいのではないかなと思っています。

 先ほど事務局のほうは一応検討すると言っていますので、どうしても役所言葉を使ったものがあって非常に理解しづらいものもたくさんあると思いますので、その辺を委員の皆さんと私どもと共通理解ができるように、この場ですり合わせていけたらいいなと思っています。

 

部会長

 今の説明は非常にわかるんですが、現実的にはやっぱり、記載してあるところと、どことどこがきちんとリンクしているかというのがどうもわかりづらいことというのが本音です。

 それで、僕は、委員としては、書き込まれたら新たな事業はなかなかできないんじゃないかとか、そういう危惧も出てくると思います。あの時点で議論されなかったじゃないかとか、もちろん時代の変化等によって軌道修正されるべきものだというのは基本的にあると思うんですが、やはり新市となって、新たな戦略、新たな政策を打って出たよというものが要るような気がするものですから。

 

委員

 また余計なことを言いますけど、○○さんのさっきの意見というのは、済みません、初めて来て余計なことを言います、8ページに、さっき担い手の説明があったんですけど、例えば担い手育成の推進ということなんですけれども、○○さんの言われたいのは、例えばどういう担い手を黒部でどれだけ育てていくんだと、そういうものが見えてくれば、例えばわかりがいいという話だったと思うんですよね。それで、そういうためにこういった事業を活用してやっていきますよというのであればわかりがいいということを言われたのではないかと思うんですよ。

 8ページのあれでいくと、例えば担い手育成をするために農地流動化促進対策を20年から29年でやりますということで終わっているものだから、少しわかりにくいと言われたんだと思うんですよ。

 こういう場合は、例えば黒部市では担い手を育成していって、何年までに何人の方、何個の法人を育てますとか、そういうものが出てくればわかりがいいということでしょう。そのためにこの事業を何年間かかってやっていきますという、その1つが足りないということで言われたのかなと、1つの例を挙げますと。全部がそういう表現になっておればということなんですよね。

 

部会長

 これは、施策の検討のまとめ方としては、その部分は変わらないですよね。

 

事務局

 まとめ方という点から申し上げますと、前期基本計画、サンプルとしてお示しした中身を埋めていくためのバック資料だと先ほどから申し上げております。資料2のSTEP2については、いわゆる事業メニューごとにいつからいつまでやりますということを矢印で示してあるわけでありまして、それらをしっかり記載する上での整理、取りまとめをいただきたいと思っておるわけですけれども、ただ、しかしながら、事業メニューだけでは十分にわかりにくい部分があるということでこういう形で個別事業をお示ししたわけでありまして、審議会委員の皆様方には、個別事業というものを踏まえていただきながらその事業メニューの矢印のあたりを整理いただきたいと思っております。

 個別事業の記載の仕方だとか、そういうことについては少し検討をさせていただけんかなと思います。

 

部会長

 もう一回確認をしますが、矢印はあくまで事業メニュー単位でやるわけだね。

 

事務局

 そうです。個別事業単位ではないと。

 

部会長

 しかし、現実的には今の一定の最後であるとか間が抜けているとかというのは、矢印に表示したときにはわかりづらい。わかりづらいというよりも、あんまり左右されないという結果になる場合が多いということでもあるわけだね。

 

事務局

 例えば、事業メニュー1つに対して1つの個別事業しかないとして、それが隔年とかということになれば、そのとおりに表示していくことになります。ただ、事業メニューに基づく個別事業が3本あったとすれば、そのうちどれかが1つ隔年であったとしても、どれかが毎年ということであれば、それは事業メニューとしては毎年の矢印がつくということになります。そういうふうにお考えいただきたいと思いますけれども。

 

委員

 ちょっと余談なんですけれども、「釣りバカ日誌」という映画があるんですよ。それで、富山のロケーションでやられたことがあって、あの映画はほんとうによくできているんですね、私、個人的には。あれは、宇奈月温泉に泊まって、ほんとうにいいお湯で入って、その後何をしたかといったら、石田のフィッシャリーナへ行って魚釣りをやっているんですね。

 ここの10ページの観光産業との連携強化とございますね。そういったものを考えると、黒部市にはそういった有機的につながる観光施設があって、昔は「パパ、ママ、温泉、僕、スキー」というキャッチフレーズがあったんですけれども、この間行ったときはそれがなくなっちゃって、あるんだけどどこも雪が降らないのでだめなんだということ。

 黒部市全体を眺めると、温泉に入って、山に登って、そして、海へ行って魚を釣って、1つの観光ルートがきちんとしたものができるというのがあるんですよね。本木監督という映画監督はその流れをきちんと押さえているわけですね。そういったことで、観光協会、産業との強化連携というところで、何かそういったものをこの辺に載せることはできないですかね。

 例えば、魚釣りにしても遊漁船ってありますよね、部会長さん。

 

部会長

 はい。

 

委員

 ああいったような組織を持って、山に上がって、温泉に上がって、そして、海へ行って魚釣りまでする、そういったルートの流れといいますか、そういったことを観光協会がきちんとしたサポートをしてやると。うちに泊まったお客さんについては、黒部の漁業協同組合に電話すれば船もチャーターされますよとか、そういったようなことはできないですかね。そういったことを取り上げて1つの流れをつくる。反対でもいいですよね。事業メニューでそういったことができれば大変ありがたい気がしますけどね。黒部としても観光客誘致、そして、通過型でなくて、そういったことであると、かなり泊まっていかなきゃいけないですよね。そういったことのメニューを考えるということも1つはいいのかなと思ったりしますけどね。

 僕はあの映画はほんとうに大変参考になって、黒部市もあれでもう少し利用すればいいのになということを考えますけどね。

 

部会長

 その辺は、ここの体験型と滞在型、あるいは、今度、いろいろ観光ルート等の関係の中では当然議論が出てくる部分で、例えば今も現実には旅行会社がそういう企画もしていると思いますし、先ほど修学旅行の話もありましたが、グリーンツーリズムもブルーツーリズムの部分でも、今、市の実行委員会なんかでも考えていまして、それが現実的にはここの事業メニューの中に当てはまっているかなという気はするんですが。

 

委員

 あとはやっぱり、宇奈月温泉、もったいないと思うんですよ。山だけへ行ってじゃなくて、帰りは魚を釣って帰ると。例えば自分が今度生地へ行って魚を釣って、それを持って宇奈月温泉に来てくれるよというような、そういったシステムといいますか、そういった連携があれば、観光協会としてもお互いに連携し合うといいますか、そういうことがあってもいいんじゃないかと思いますけれども。

 

部会長

 今、合併してから特にそういう模索は急に進んできたような気がしておりますし。

 

委員

 まことにそのとおりで、宇奈月温泉観光協会も、例えば滑川のホタルイカのシーズンにそういった企画を組んだり、あるいは生地の地びき網とか、いろんなのを組むんですけれども、海の観光って非常に、山も難しいですけど、さらに難しいんですね。地びき網でも、せっかく来られても地びき網がなくなったり、ただ、観光客というのもいわゆるニーズがものすごい広範囲に広がっておるわけなんです。確かに来られる人に釣り好きがたくさんおられる。ただ、山を歩きたい、自然を歩きたいという人もある。そういうことでいろんなあれをつくっているんですけど、これから私らも、今まではやっぱり宇奈月温泉が中心でしたけれども、宇奈月までが中心でしたけれども、さらに広げて、ぜひフィッシングとか、生地の散歩ですとか、こういったものをどんどんメニューに入れて、業者に売り込んでこういうコースがとれるという、総合的なコースは作らなくてはならない、早急に、それは考えております。是非それはつくっていって、交流が全域に広がるようにということは大事なことだろうと思います。

 それと、マイクをもらったついでに、部会長さんがちらっと言われましたけれども、10カ年の総合計画、がつくられているね。非常にこれ、大事なことですね。ただ、10年間という時間の流れというのは非常に恐ろしい。今年の常識が来年の常識じゃないんですね。そういういろんなことを考えると、10年間を固定されてしまって、いろんな時代の変化がこういうときにどうしても必要になった場合だとか、そういうものはどう取り扱えるのかなと。そういうのはやっぱりある程度何か入れていなければならないため、逆にこれしかできませんよということになってしまうと、何かどうしても必要な場合に、いや、10年間の計画はこれだから、そんなものは財源的に無理だからできんちゃという話になる機会がありますよね。この10年ってどう流れていくのかほんとうにつかみにくい10年なので、日本も変わるでしょうし、富山県も変わるし、黒部市も変わるでしょう。そういうことが必要じゃないかなという気がしておるんですが。

 

委員

 それはぜひ入れておくべきでしょうね。もう現実に僕らの取り組んでいる、役所で何をしてもらったことはないですけど、ここの条件の悪いところに立地して仕事を進めている以上、本来はのんきに構えておられるようなものじゃ絶対ないんですよ。しゃくし定規みたいなものをつくってそれでやりますなんていうことを言うこと自身、おかしいと思いますよ。

 もうこれだけグローバルな社会になっておるんですから、日本だけで、黒部だけで物を考えておって通る時代じゃございません。地域の競争の条件というのは、国際的な問題で、だから、さっきも言うように、徹底的に研究して、ぜひ来てくださいとか云々というあれを出していかんと、こんなところ、だれが工場をつくってくれるものですか。そうでしょう。そこらをしっかり考えて産業基盤をしっかりしておかんと、国の方針ですから、農業だ、漁業だ云々といって国の金をちょうだいしていますけど、僕ら産業界は一銭もちょうだいしたことはございません、はっきり言っておきます。

 

部会長

 済みません、水を差すようなことを言いましたけど、やっぱりそうです。必要なものはやっぱりそのときにするとか。

 

事務局

 本計画の柔軟性という点については前からご意見もいただいておりまして、今いろいろ議論いただいて、審議会において位置づけをいただく事業については、これはしっかりと実行していきましょうということになるわけですけれども、じゃ、計画に盛り込んでいないものを全然やらないということになるのかというとそういうふうには考えておりませんで、おっしゃったように時代の流れとともにいろんなことが出てまいると思います。それは、やはり必要であるということであれば柔軟に対応していくと。手法とすれば、ローリングをかけていきます実施計画というものがあるわけですから、計画にないものを全くやらないんだということは我々としても考えていないわけでありまして、ただ、その辺のことを最終的な基本構想とか前期基本計画の仕上げの段階でどういうふうに文言的に入れていくのかどうかということについては少し検討をさせていただきたいと思います。気持ちはそういうふうに考えております。

 

委員

 あなたの気持ちはそうでも、今我々が言うたら、今入れておかなきゃ、この10年間、何もできないぞと、これが常識なんや、黒部市のね。今必要なものはに回せやと、こういうのが成り立って。だから、その辺の感覚の違いはあなたにとってもどう受けとめるか。やっぱり時代の推移とかいろんなもので、そういう場合は柔軟に対応するとか、一行入れておかないと、いや、そんなものはだめという話になりかねんと思う。その辺がこの10年計画の中で一番怖いところで。

 

部会長

 5年での中間的な見直しとかそういうものもあるわけでしょう。

 

委員

 突っ走るんじゃなくて、社会情勢の変化、時代の推移をきちんと見てやりますよということはこの中に盛り込まれるでしょう。

 

部会長

 委員の皆さん、大変申しわけないんですが、時間も時間ですので、今日予定したところまで行っていないんですが、次回までまた資料のほうを十分検討していただいて、次回では一応の取りまとめはするということで、そういうことで、今日ちょっと協議事項のすべてについて議論することはできなかったんですが、今日はこれぐらいにさせていただきたいと思います。

 それで、その他ですが、事務局のほう、何かあれば。

 

事務局

 それでは、協議事項、実は資料3、STEP3についてもお願いをしたかったわけですけれども、今、部会長のほうから、少しポイントだけ簡単にだけご説明申し上げたいと思います。

・・・説明省略・・・

 その他、以上でございます。

 

委員

 今の話は、事業メニューの中分類にすべて目標値を定めたものが出てくるということだね。1もしくは2以上、1以上ということだね。

 

事務局

 施策中分類単位ということを考えていますので、事業メニュー1つずつでもないのです。

 例えば、資料3の1ページ、ありますね。施策中分類ごとに、今現在、基本的に1つと申し上げましたけれども、候補として、例えば3つ、4つピックアップしておるものもありますし、1つしかピックアップできていないものもあります。それらを絞り込んで、施策中分類単位に1つの指標を設定していきたいと考えております。

 

委員

 目標値があっても、その目標値というのは、例えば人の場合もあるし、面積の場合もあるし、金額の場合もあるし、いろいろなものが出てくると思うんですが、それを1つにできるの。合わせていくわけ。

 

事務局

 ですから、施策中分類でうたっているその施策に対して、どういう指標の設定がふさわしいかということをこれから詰めていきたいということでありまして、その単位が金額とかパーセントとか、そういったことは後の話でありまして、どういう指標というものを設定するかということをこれから詰めていきたいと思っております。

 

部会長

 今の話は、資料3の1ページに、右のほうに単位がパーセントとか頭とか個とかキログラムパー年とかと明示してあるように、それぞれ中分類の中でできるものをやればいいという話ですから、できないものを無理に変にこじつけてつくることはない。また次回までにぜひご検討してきてください。

 それでは、今日の第2部会を終了させていただきたいと思います。皆さん、ご協力、どうもありがとうございました。

 

事務局

 部会長さん、ほんとうにどうもありがとうございました。

 以上をもちまして、総合振興計画の第3回第2部会を閉会とさせていただきます。

 どうもありがとうございました。

 

―― 了 ――