R05/01/01　年頭挨拶

　明けましておめでとうございます。市民の皆さまには健やかに清々しく新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。昨年中は市制各般にわたり、格別のご理解とご協力を賜り、深く感謝申し上げます。
　昨年は新型コロナウイルス感染症対策を第一とし、市民の皆さまの安心・安全を守るための対策をとりながら、多くの行事が開催できたことは、喜ばしく感銘深いものがありました。
　2日間開催とした「カーター記念黒部名水マラソン」は両日とも天候に恵まれ、全国からのランナーはもちろん、ボランティアや沿道で応援する皆様の笑顔を目の当たりにしました。「伝統芸能創生　黒部踊り街流し」は、開催までご尽力賜りました関係各位や参加者の皆さまの熱意とともに、1年延長された分も重なり、大変心に残るものでありました。
　海外姉妹都市交流についても、4年ぶりにアメリカ合衆国メーコン・ビブ群への中学生派遣が実施されました。また私自身、姉妹都市提携が50年以上継続していることを祝い、オランダ王国スドウェスト・フリースラン市を親善訪問致しました。いずれも互いの歴史や文化への理解を深め、今後も交流推進を図る有意義な訪問でありました。
　さて、市長就任以降、まず市民の皆さまに自分ごととして、まちづくりに参加していただけるよう「みんなでつくろう黒部の未来」の考えを基にどなたでも自由に参加可能な「黒部市未来会議」を開催してきました。第2次黒部市総合振興計画の後期基本計画の策定を目前に、未来会議等でご提案頂いた市民の皆さまの声をできるだけ反映していきます。
　また宇奈月温泉開湯100周年、翌年に控える「黒部宇奈月キャニオンルート」のスタートを機に、新川地域や金沢市との連携も視野に入れつつ、より魅力あるまちとして全国から多くの人が訪れるよう取り組んでまいります。
　今後も、将来都市像「大自然のシンフォニー 文化・交流のまち 黒部」の実現と皆様の新しいチャレンジを応援し「住む人が輝き、人が人を呼び込むまち」を目指し、誠心誠意、取り組んでまいりたいと思います。
　結びに、市政に対する一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、本年が皆さま方にとりまして、幸多き年となりますよう心からご祈念いたしまして新年のご挨拶といたします。　
　　
　
　　　　　　黒部市長
　　　　　　武隈義一