ホーム 教育・文化・スポーツ 文化 芸術・文化 市準指定文化財 市準指定文化財 2015年4月1日更新 このページを印刷する シェア ツイート 熊野・栃屋の石塔群 市準・史跡昭和六一年一二月二〇日指定黒部市宇奈月町栃屋九六三 この石塔群は、昭和五一年(一九七六)の圃場整備の際、熊野・栃屋地区の水田下から出土したもので、その多くは、板碑と呼ばれる石造物と、五輪塔の各部分である。 五輪塔とは、上から宝珠形の空、半球形の風、三角形の火、球形の水、方形の地の五つの部分からなる塔である。密教の教えでは世界を構成する五大元素をあらわす。平安時代後期から死者への供養塔などとして石や金属で作られる。中世に作られた石塔の中では最も一般的で数の多い石塔である。 板碑は、中世に造られた石塔の一種で板石塔婆ともいう死者の供養、追善のため盛んに造られた。形態は頭部を三角状に尖らし梵字や画像を表現するのが一般的である。寺や墓地、古塚などでよく見られる。これらの石造物が造られた年代は南北朝時代から室町時代末期にかけてである。 ここにみられるのは、板碑六基、五輪塔の地輪一個、同水輪一個、同火輪三個、同空風輪四個と、宝篋印塔笠一個である。他に地蔵三体と聖観世音菩薩一体があるが、この石仏は、近くの地上にあったもので、江戸時代後期に作られたものと思われる。 これらの石塔は、昭和六一年八月に保存堂を建立し保存している。 ●富山地方鉄道「栃屋駅」下車、徒歩一〇分 愛本新御前林の松 市準・天然記念物昭和六一年一二月二〇日指定黒部市宇奈月町愛本新 加賀藩は、参勤交代のためと旅人の安全のために寛文二年(一六六二)黒部川扇状地の扇頂(愛本)に初めて刎橋をかけた。これによって、これまで困難であった黒部川の通行が一年中容易になり、三日市―浦山―愛本―舟見―泊を通る上街道が開通した。 加賀藩は、この街道沿いに松を植えさせた後、住民に管理と世話を続けさせた。街道の両側に植えられた松並木は、夏は木陰を作り、冬は風と雪よけとなり、往還松や丁松、殿様松などと呼ばれた。 宇奈月町地区には、当時かなりの数の松があったと思われるが、今日ではわずかに御前林に二本、栃屋のドッタ(集落の間の道端)に二本が残っていて、旧街道の面影をしのぶことができる。 ●富山地方鉄道「愛本駅」下車、徒歩四〇分 芸術・文化 黒部市の文化財 黒部市年表 市準指定文化財 旧黒部市年表 旧宇奈月町年表 語りつぎたい黒部人 ~黒部に足あとを残した人々~ 教育委員会の後援を受けたいのですが。 黒部市史、宇奈月町史を購入したいのですが。 黒部にはどんな文化財がありますか。 国の記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財 国指定文化財[天然記念物] 県指定文化財[天然記念物] 県指定文化財[史跡] 県指定文化財[民俗文化財] 市指定文化財[古文書] 市指定文化財[建造物] 市指定文化財[名勝] 市指定文化財[歴史資料] 市指定文化財[史跡] 市指定文化財[彫刻] 市指定文化財[絵画] 市指定文化財[民俗文化財] 市指定文化財[天然記念物] 黒部市コンベンション開催支援補助金 国指定重要無形民俗文化財