平成28年度黒部市歴史民俗資料館 第12回特別展「トロッコとめぐる90年の旅」展紹介 No.2

[更新日:2016年10月31日]
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開催日: 平成28年8月5日〜平成28年11月27日
休館日:月曜日(祝日の場合火曜日)、祝日の翌日
開催時間: 9:00〜18:00
開催場所: うなづき友学館
費 用: 大人300円(団体20名以上240円)中学生以下無料

 大正時代には急峻な地形と豊富な水量を持つ黒部川は、水力発電に適した川として注目され、大正12年に柳河原発電所建設が計画されました。
 柳河原発電所は黒部川の本流、猫又取水口及び支流の黒薙川より取水し、途中は跡曳水路橋を経由し、最大出力50,700kwを発電しました。当時としては、日本最大の出力です。この発電所を建設するため工事用資材輸送、作業員の運搬などのために黒部専用鉄道は敷設され、宇奈月〜猫又間が大正15年に開通しました。
 これが宇奈月から欅平間20.1kmを走る黒部専用鉄道(黒部峡谷鉄道)の始まりです。最初は東洋アルミナム株式会社により着手され、後に日本電力株式会社・関西電力株式会社に引き継がれました。

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(柳河原発電所)


 山彦橋(黒部橋)は峡谷の景観や洪水時に配慮し、柱脚を川中に建てない大径間の橋梁を採用しました。
 日本で最初の鉄道用スパンドレル・ブレースド・アーチ橋で、また現存する同種の橋としては最古です。現在はやまびこ遊歩道の一部となっています。

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(山彦橋・黒部橋)

 

 跡曳橋は黒薙〜笹平間の黒薙川に架かる鋼橋で、鉄道スパンドレル・ブレースド・アーチ橋としては黒部橋についで日本で2番目に古いものです。
 上流には跡曳水路橋もあり、深い峡谷に架かる橋でポスターなどの写真の被写体としても重要な役割を果たしています。

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(跡曳橋)

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(跡曳水路橋)

 

 仏石橋は鋼材リベット止めを使用した珍しいワーレントラスを採用しています。手すりは端部が渦巻き状になっている古いものが残り、手すり上部に溶接で高さを増しています。橋長は約30mです。 (仏石橋) 柳河原発電所の取水口として昭和2年(1927)に完成しました。その後、黒部川第二発電所建設時(昭和11年)に上部に目黒橋が架けられました。   
 平成7年(1995)7月の大洪水後、大部分が解体され、現在は柱脚部分のみ残します。

06第3章の写真_柳河原発電所柳河原発電所猫又取入口:日本電力後藤清蔵写真帖.jpg
(柳河原発電所の取水口)

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