黒部市行政改革大綱に基づく個別計画の概要
1 黒部市公共施設見直し指針
(1)対象施設・・・・・・ 225施設(市が保有・管理する全公共施設) *指定管理者制度導入:45施設
(2)見直しの方向性
@公の施設・・・ 219施設 施設ごとの方向性(廃止、用途変更、民間移譲等)を明確化し、改善方針を作成
A公用施設・・・ 6施設
2 黒部市外郭団体見直し指針
(1)対象団体・・・・・・・・・・ 9団体(市が資本金等の25%以上を出資する団体)
(2)見直しの方向性
統合を検討すべき団体 |
・(財)黒部市施設管理公社と (財)宇奈月町体育振興事業団 |
両財団は、公の施設の管理・運営業務を主たる業務としており、より効率的、効果的な事業展開を図る観点から両団体の統合の検討を進める。 |
経営改善を進めるべき団体 |
・(財)黒部市体育協会 ・(財)黒部市国際文化センター ・(財)黒部市吉田科学館振興協会 ・(株)宇奈月ビール ・(有)宇奈月農産公社 |
左記5団体については、今後、団体の設立目的の効果的な達成に向け、さらなる自主・自立性の視点から、経営改善に取り組む必要がある。 |
抜本的な見直しを検討すべき団体 |
・(株)宇奈月国際会館 |
多額の債務超過を抱え極めて深刻な経営状況にあることから、抜本的な見直しに向けた具体的な手続を進める。 |
・黒部市土地開発公社 |
これまでに先行取得した公有地に係る将来の財政負担を考慮し、早期に債務の圧縮を図ることが必要なことから、長期的な経営方針の策定を進める。 |
資料:3
3 黒部市職員適正化計画
・基本的な考え方・・・ 効率的な公共サービスの提供を目指した組織、機構の見直しを踏まえ、全体的改革の進捗に合わせた実現可能な目標として、適宜見直し
@類似団体を上回る適正化の実現
類似団体の状況
黒部市職員数(H18.4.1) |
類似団体職員数 |
超過数 |
482人 |
468人 |
+14人 |
A市民100人当たり1人の職員体制の実現
県内市の人口100人当たりの職員数
黒部市 |
県内他9市(平均) |
1.12 |
0.97 |
4 黒部市行政改革実行計画<アクションプラン>
(1)取組項目
行政改革大綱基本方針別分類 |
取組項目数 |
1.市民と共に進める地域経営 |
7項目 |
2.行政の公正の確保と透明性の向上 |
10 |
3.スリムで効率的な行政体制の整備 |
12 |
4.定員管理と給与の適正化 |
4 |
5.経営的視点に立った事業運営 |
13 |
6.健全な財政運営の確保 |
20 |
7.職員の意識改革と時代に対応した行政サービスの提供 |
21 |
合 計 |
87項目 |
(2)実行確保・・・・・・ 毎年度、市行革推進本部で進捗状況を点検・評価するとともに、行革市民懇話会に報告し、市民の視点から意見を求め、必要に応じて見直し
5 黒部市財政健全化プラン
・財政基盤の強化や財政収支の均衡を図るための取組方針を明示
・現段階で数値目標を設定し、財政効果が見込まれる取組項目について、財政効果額を算出
*今後、内容を補完するとともに、健全化目標の設定について必要に応じて見直し