黒部市総合振興計画審議会 第3回 第6部会(行財政)会議録

平成19年6月28日(木)13:30〜

黒部市役所 黒部庁舎 301会議室

 

 

 

事務局

 定刻を過ぎましたので、ただいまから黒部市総合振興計画審議会第3回第6部会を開会させていただきます。

 冒頭に、このたび当第6部会所属の審議会議員の交代がございましたので、ご連絡申し上げます。

 黒部市自治振興会連絡協議会副会長の○○さんに今回新たに委員に就任いただいております。なお、本日は所用のため欠席でございます。また、副部会長の▽▽委員さんには、後ほどおくれて会議に出席されます。

 それでは、初めに▽▽部会長よりごあいさつをお願い申し上げます。よろしくお願いします。

 

部会長

 皆さん、こんにちは。

 それでは、第3回目の会議の開催に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。

 委員の皆様には、何かとご多用の中お集まりをいただきまして、まことにありがとうございます。

 さて、総合振興計画の策定に関しましては、基本構想の中間報告に基づき、いよいよ前期5カ年の基本計画の策定に向けて、本格的な議論をすることとなります。ご案内のとおり、事務局からは事前に膨大な資料が送付をしていただいておるかと思います。ごらんいただいたとおり、その内容は、これまで整理をしてまいりました事業メニューに基づく個別事業が初めて明らかにされております。また、かなり詳細に示してあるかと思います。市当局におかれましては、今部会が開催されるまで大変ご苦労をされ、十分に協議、検討を重ねてこられたことがうかがい知れるところでございます。

 我々審議委員といたしましても、本市まちづくりの方向性を決めるこの大切な計画策定に向け、より一層真剣に議論をしていかなければならないと改めて思いを強くしております。

 本日は、協議事項といたしまして、まず、基本構想の継続審議に関する事項、次に、前期基本計画策定の基礎資料となる施策検討用シートについて協議をいただく予定にしております。

 なお、施策検討用シートにつきましては、提示いただいた資料をもとに、今回、意見交換を行っていただき、次回開催部会において、各部会における一定の取りまとめを行う予定となっております。

 当部会におきましても、与えられた役割をしっかりと果たしていただきたいと考えておりますので、委員各位には、胸襟を開き、忌憚のないご意見を賜りますようお願い申し上げます。

 なお、大変暑い会場でございまして、私も汗をかいておりますが、お役所の皆さんもクールビズの方もおられますし、何でしたら私も今ネクタイを取ろうかなと思っております。風はありますが、かなり暑い会場でございます。どうぞリラックスした服装にしていただいて、よろしくお願いをしたいと思います。

 以上でございます。ありがとうございました。

 

事務局

 どうもありがとうございました。

 それでは、議事に入りたいと思います。

 審議会条例の規定によりまして、部会長が会議の運営に当たるとなっておりますので、この後の進行を▽▽部会長さんによろしくお願いしたいと思います。

 

部会長

 それでは、規定に従いまして座長役を務めさせていただきます。

 早速次第の順序に従いまして議事を進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。

 まず、次第の3、報告事項、前回審議会以降の経過について、事務局から説明をお願いいたします。

 

事務局

 それでは、お手元の資料の1をごらんください。

・・・説明省略・・・

 報告事項の前回審議会以降の経過については以上です。

 

部会長

 ありがとうございました。

 ただいまの件につきまして、何かご質問等ございませんでしょうか。

 よろしいでしょうか。では、経過ということですので、ご報告していただきました。

 特にないようですので、次に、次第の4、協議事項に入りたいと思います。

 まず、協議事項の1、基本構想の継続審議事項として、主要指標の見通し及び土地利用の方針について、事務局からご説明をお願いいたします。

 

事務局

 それでは、私のほうから、恐縮ですが、座って説明をさせていただきます。

 

・・・説明省略・・・

 協議事項(1)の説明は以上でございます。

 

部会長

 ありがとうございました。

 ただいま説明を受けましたが、特に人口の目標値、交流人口、土地利用という考え方ですけれども、当部会としてこの考え方をまとめてほしいということでございます。まず、これらの件につきまして、ご意見、ご質問はございませんでしょうか。

 では、順番にいきたいと思いますが、まず、目標値として、今の4万3,000人という、2017年、平成29年の目標値、これが現状維持より少し高目にという目標設定でございます。いかがでございましょうか。なかなか協議しにくい問題かと思いますが、高い数値を定めたら定めたになるんですが、根拠のない大きい数字でもしようがないですし、この辺が非常にバランスを持って設定をしておられるような気がしますが、いかがでしょうか。よろしいですか。

 

委員

 先般、富山県の人口が、30年後ですか、88万人ということで出ておったわけですが、その市町村別の数値は出ていなかったんですけど、その場合に黒部市はどれだけで設定してあるのか。あれは30年ごろだったと思うんですけど、それで全国が9,000万人ぐらいだったですかね。そのときに、富山県で、黒部市からどういう数値を出されたものかなと、そういうことをまず聞きたいなと。富山県だけではやっていないと思うんですね。ですから、各市町村の積み重ねで出されたと思うので、そのときに出された数値がどういうものかなと。

 

部会長

 ご質問は、30年後の富山県の人口が算出されていたということなんですが、黒部市からももちろん積み上げがあってそういう数字を想定しておられるのではないかというご質問ですけれども。

 

事務局

 今ほどの県の人口推計の話でありますが、実は黒部市のほうへの調査要請というのは来ておりませんので、黒部市からの報告というのがないということでございます。

 

部会長

 ■◇委員、よろしいですか。ヒアリングがなくて、勝手に富山県が推測した数字ということでございますが、よろしいですか。

 交流人口の目標値もございますが、1万2,000人という平成29年の目標値、これは、交流人口といいましても流入のほうでございますね。周りの人たちが黒部に入り込んでくるかという流入人口ですけれども、1万2,000人。これは、昔でいうと、宇奈月のピーク時というとどのぐらいの流入人口だったんですか、昔、たくさん宇奈月温泉に来ておられたような時期みたいなものは。何年前ぐらいでしたかね、ピーク時は。

 

事務局

 平成6年です。

 

部会長

 平成6年ですか。もしわかったら、後からでも教えていただければと思いますが。平成17年で5,500ですから、倍以上の数字を見ておられるということですけれども。

 ○○委員、どうぞ。

 

委員

 交流人口といいますと、黒部市に来て泊まるということじゃなくて、黒部市と交流するということなんですよね。この間、私、県から海のない岐阜に行きましたら、そこの方たちがこぞって言われるのは、富山県のホタルイカとかお魚を食べたいと。それで、ぜひ交流しましょうと言われました。もちろん私も交流しましょうと言ってきたんですけれども、グリーンツーリズムってこのところに、16ページですか、もちろん入っておりますので、入れてくださいとは言わなくてもいいんですが、ほんとうの温泉に入ってのももちろん頑張らなきゃいけないと思うんですが、やはり富山県とか黒部市はおうちが大きいし、大自然のシンフォニー、山も美しいし、海も持っているし、お米もおいしいということで、私は今、農業のほうからそういうふうに交流してグリーンツーリズムをしましょうということを今からどんどんやっていこうと思っているのですが、やはり市の行政の皆さんも一緒になって、持っていないところの県と持っている県と交流することがいいのではないかと思います。

 今、温泉ばかり、観光ばかりのですと、今、新聞に載っても1泊7,800円とかで安くて、石川県のほうはどんどん新聞のチラシに出ていますし、もちろん高級な高いイメージで観光をするというのは、そういうのも一部あってもいいんですが、やっぱり気さくに交流していって、野に山に海に温泉つき、それと名水もありますので、みんなでこの黒部市に来ていただいて、グリーンツーリズム、人々のうちに泊まっていただくということも1つの案かなと思います。

 

部会長

 特に質問ではなくて、グリーンツーリズムを推し進めていただければ、交流人口、流入人口が増えるのではないかというご提言でよろしいですか。特に補足があれば。

 

事務局

 補足ではなくて、部会長さんの先ほどの、宇奈月のほうの過去のを見ますと、まず、温泉のほうでございますが、平成8年がピークであります。それから、峡谷鉄道さんへの乗降客でありますが、これは平成9年がピークであったようです。

 

部会長

 そのときの1日の平均とかというと出ないんですよね、きっとね、それぞれ出ているのでね。平成7年の3,700というのは1つの目安かもしれませんが、何かピーク時がそのぐらいだとすればできそうな気もしますけどね。

 ほかによろしいですか。

 ●●委員、どうぞ。

 

委員

 1万2,000というと非常に大きい数字になって、実績値あるいは推計値から見ていきますと1万2,000というのは倍の数値なんですね。しかしながら、新幹線の開業による駅利用者の増加というのは2,700ですから、大体推計値でいきますと、それに加えていくと1万と。だから、それに2,000人を上乗せするということになるわけですよね。そうすると、さほど高い目標でもないんじゃないかなと。しかしながら、このごろではなかなか目標値というものに迫るのは難しいんじゃないかと。したがいまして、やっぱりそこには、1つの交流人口を増やすための、手っ取り早く言えば観光客あたりをどう誘致していくかということが大きい課題だと思うわね。

 その場合に、じゃ、どこから来てもらおうかというと、これはやっぱり新潟、石川、岐阜なんですね、富山県は、手っ取り早く来てもらうと。

 実際は、新潟県でもやっぱり青海とか糸魚川とか、それから、新聞、ラジオ、テレビも全部富山県の範囲の中へ入っておる。北陸新幹線ができたら、それに対して一番怖がっておるのが新潟県なんですわね。というのは、北陸新幹線を利用して新潟へ寄らないですぐ行ってしまうということで、人口の減少、交流人口の減少に対しては、新潟が一番警戒しておるという状況が、まさに糸魚川からこちらの人たちも富山県のほうへ向いておると。重なるわけ。

 それから、高山とか、あそこへ行きますと、高規格道路を建てにゃならないということで、あちらこちらに看板が上がっておるんですよ。その看板を見ると、富山空港まで何分とか、何分縮まるとか、何時間で行けるとか、だから高規格道路をつくれという大きい看板を上げておるんですね。要するに、高山も完全に富山を向いておる。

 それから、石川県でいきますと能登、これは、放送なんか、みんな富山県のテレビ、ラジオを全部聞いておりますから、やっぱりこっちを向いておるんですね。

 そうしますと、そこらあたりをいかに呼び込んでいくかという施策がまず必要になってくるだろうと。どこから手を打っていくかということをやっぱり強力に進めていけば、この1万2,000というのは、ちょっと手は届かないような気もするけれども、まんざらでもないなという思いがするわけで、これはやっぱりどう施策を展開するかというところにかかってくる。

 なお、大事なことは、やっぱり山から海へということなので、観光というと宇奈月にどうしても固執する傾向があるわけで、宇奈月の山と海岸、おいしい魚、あるいは渓谷の風景から海の風景といった、山と海岸との一体化への方向というものをお互いに意識していかんとまずいんじゃないかなという気もしますね。

 以上です。

 

部会長

 ありがとうございます。

 大変大事な点をお話ししていただいたと思います。黒部商工会議所でも今ちょうどこの総合振興計画をみんなで熟読して勉強しておるんですけれども、今●●先生がおっしゃった具体的な数字、どこからだれにという手を打たなければ、自然にほうっておいて増える交流人口ではないというのは確かだと思いますので、この辺、当局のほうでも数字を毎年発表していくとか、商工会議所でもよく言っておるんですけれども、目標値を持って頑張らんとそこに行かないんですね、やっぱりね。

 例えば、宇奈月温泉ではこうですというのはわりと前に出てくる数字ですけれども、それ以外にも、例えば、今●●先生がおっしゃったような、生地のまち歩きでこうでしたとか、YKKの見学者が産業観光でこうでしたとか、それぞれに目標を置いて力を合わせていくという姿勢みたいなものが、どこかで数字として、目標として、今年は行きましたよ、行きませんでしたよと、来年頑張りましょうよというものが、力を合わせるという意味でも目標を持って具体的に頑張るという意味でも必要じゃないかなと、今の●●先生のお話を聞いてつくづく思いましたね。

 ○○さんもおっしゃいましたけれども、黒部に来てもらうんだと。とにかく来てもらうんだと。それは、今、先ほどは岐阜とおっしゃいました。どこからどう具体的にという話がなければ、ぼーっと過ぎていくだけで交流人口が増えないと。○○さんもそういうことをおっしゃっておられると思うんですけれども、この辺が市民参画と言われる部分で役割分担がきちっとできれば、●●先生がおっしゃるような数字達成ができるのではないかなということでございましょうか。

 

委員

 黒部は水がおいしいと。これは黒部だけじゃないんですよ。テレビを見ておるとすばらしいところがいっぱいある、日本全国。とうとうと、もこもことわいておるところから、それから見ると黒部なんかとても貧弱ですよ、水場。

 だから、水がおいしいというのは全国に至るところにある、日本列島。米がおいしいといったら、それも全国至るところにある。魚がおいしいといったら、これ、全国至るところにある。それから、温泉、これは東京のど真ん中にいても温泉が出ておる。爆発後までもしておるくらいの温泉があるわけね。そうすると、単品でお互いに言い合いしておってもだめなんだね。ところが、温泉と水と魚と米と、YKKの産業観光とか、それを全部まとめてうたい出すと、他にはなかなか無い思う。我々で考えないで、市として一丸になる。観光なら観光もセットで見せるとか、そういう発想でないと競争社会には勝てないのではないかと思いますね。

 

部会長

 ありがとうございました。

 おっしゃるとおりだと思いますね。黒部固有のものというのは束にすると大変な力を持っていますので、この辺をどうPRにしていくか、皆さんと一緒にということかと思います。

 事務局のほうで何かございますか。よろしいですか、一連の話。

 

事務局

 じゃ、少しだけご回答します。

 昨日、一昨日、部会を開いておりまして、この人口の目標値、それから交流人口の目標値についていろいろご意見をお聞きしておりました。やはり目標値を掲げるからには、例えばどういう施策をやることによって、そのうちのどれだけが見込めるのか、そんなこともきちっと裏づけられれば一番いいんだろうというご指摘もあったわけですけれども、現状なかなかそこまでは行かないと思っております。

 例えば交流人口に限って申し上げますと、●●先生、それから○○委員さんがおっしゃいましたように、当然、黒部渓谷、宇奈月温泉だけではなく、海、グリーンツーリズムが今盛んに言われておりますけれども、一方でブルーツーリズムというものがありまして、それらを含めてグリーンツーリズムにどうも位置づけておられるということでございますけれども、当然一体的な観光ルートですとか、そういうものは複合的に、●●先生がおっしゃったような形で実感できる、そんな観光ルート、黒部市だけではなく新川広域観光ということもありましょうし、そんなことも積極的に取り組みながらこの交流人口の目標値に向かって進みたい、進んでいきたいという思いでおるということだけお話ししておきたいと思います。

 

委員

 行動を起こすために、ここにグリーンツーリズムの推進と書いてあります。これではさっき▽▽委員長が言われたように何かぼやっとしているから、あるいは小学校、中学校の子供たちとの交流から始めると。今まさに、8月の末ですか、東京の千代田区から子供たちが来て、それから今年はお母さんたちも、父兄の方もいかがですかといっていると聞いています。そこで、親御さんも来られるのだったら私たち女性部でも引き受けますよと言っています。そういうふうに具体的に、まず小学校から始めるとか、中学校から始めるとか、決めると言うとおかしいんですけど、計画を立てられたら進んでいくんじゃないかなと思うんですけど、ここには計画を立てるのは農業水産課がやるということで書いてあるからそれでいいのかもしれませんが、そうしたらわかりやすいのではないかと。

 

部会長

 今、○○委員は資料2の16ページあたりのお話をしておられまして、第2部会のほう、観光の振興という、滞在型の観光推進事業の中にグリーンツーリズムが出てきております。この担当が農業水産課になっておるということでございます。

 △▽さん、どうぞ。

 

委員

 目標値の設定ですけれども、観光から見れば、先ほど●●先生が言ったように、連携しなければなし得ないことだと思います。私の働いている黒部渓谷鉄道で言えば、毎年目標の設定値が下がってきています。上がる要素は全くないということで、目標の観光の人数がどんどん減ってきている。ましてや施設もどんどん老朽化してきて、昭和1けたの電車が走っている。それをずっと走らせるのかという議論が今進んでいます。それがないと、電車がどんどん減る中でピークのお客さんを乗せられるのかということを考えると、電車が少なくなれば乗せるお客も少なくなるし、そういうのも考えると、一企業だけでは目標値の設定を高くすることはできない。それで、●●先生が言われたように、いろんな要素が集まれば、渓谷鉄道だけじゃなくて生地に来る人もいるし、いろんなところも行くということで交流人口が増えるんじゃないかなということで、そういうのもちょっと考えていただきたいなと思います。

 

部会長

 ありがとうございます。

 2泊3日の滞在型とか、いろいろ言われておる中で、やはり山から海へいろんな観光資源がございます。この辺を束にしてやっていけば、先ほど●●先生がおっしゃったような魅力を集めてやっていかなければならないと思います。

 あとはよろしいですか。

 土地利用方針というところ、ゾーンのお話もありましたが、将来構想図の中で、有磯さんからご説明もありましたが、商工会議所の中でも、産業振興、工業・流通だけしか書いていないという話はやっぱり出ておりまして、前に△▽さんが言われたんでしたっけね、商業がないですねという話もありましたが、先ほどのご説明のとおりだと思いますので、ここに産業だけ書いてあるから、いろいろと出てくるでしょうから、この辺も今後どうなさるか。今後の都市計画の中ではマスタープランの中できちっと出てくると思いますが、そういうことでご説明をいただいております。

 よろしいでしょうか。

 ■◇委員、どうぞ。

 

委員

 今日冒頭に4万3,000をどうするかと、こういう話で、この修正ということになるのかもわかりませんけど、私は、先般皆さん方にも配られました職員の削減と、このことについてはちょっとさておきまして、低負担の市民生活ということでちょっと感じましたのは、やはり子供が増えていかないと人口が増えないと。その施策をやっていかないと、どうしても2割減るのは当然だなと。県のが78か79になっていますけど、大体それに準じてなっていくんじゃないかなと。

 それで、やはり少子高齢化ということになっていますが、そういうちょっと暗いのではなくて、多子化奨励と。子供が多いということはこういうことを奨励していきましょうということで、長野県の下條村ですか、これはKNBでもやっていましたし、NHKでもこれを取り上げて、特殊出生率が2.12だったかな、こういうことで、やはり子育て、子供の生まれる環境づくりをしていかないと人口はどんどん減っていくなと。こういうことの施策をやっぱりやっていかなきゃならないと。それから、入善町でも4子目になりますと100万ぐらい出るような感じでやっていますけれども、やはり黒部市でも3子ぐらいからいろいろ出して、多子化奨励ということを積極的に取り組んでいくべきではないかなと。

 それから、今度実際に住んでおる人に対して固定資産税の引き下げと、これは、市役所の皆さん、あるいは他の市町村の方に聞いてもそれは厳しいということでありますが、入善町あるいは朝日町が1.5%でやっておると。それから、破綻した夕張市が標準の1.4から今度1.45に上げた。したがいまして、黒部市よりも1割ぐらい低い水準に、納税になっておるわけなので、やはり行革とこの辺を積極的にやっていかないとじり貧になっていくんじゃないかなと、このように思いまして、4万3,000じゃなくて、やはり住みたい市ナンバーワンの黒部市と。やはり、お互いに健康で明るい、そういう市になっていけばいいなと。そういうことで、先般4万3,000人にどう対処していくかということでちょっと話させていただきました。

 私の思いはそういうことで、先ほど申しました長野県の下條村、ここも人口も増えておりますし、職員も相当下げております。それから、今度は村民に、あなた方は何をするかということで、NHKの場合は道路工事ということで、村民がいろいろ工事費を集める前にいろいろ働きに出てこられたと。そういうやつも放映していましたから、やはりそのあたりを市のほうでもぜひ考えていただきたいなと思います。

 

部会長

 ありがとうございます。

 ■◇委員のお話、先日いただきました参考資料の4の2のほうに目標値4万3,000人に対するための提言ということで詳しく出ておりますので、また時間がありましたらお読みいただければと思います。パブリックコメントによる意見等という中の4の2に今の■◇さんの話が出ております。

 ほかに何かございませんでしょうか。よろしいですか。

 それでは、ほかにないようですので、協議事項の1については以上といたします。

 次に、協議事項の2、前期基本計画審議事項に移ります。

 まず、@といたしまして、施策検討用シート(STEP2)について、事務局から説明をお願いします。

 

事務局

 それでは、引き続きご説明を申し上げます。

 

     ・・説明省略・・・

 説明は以上でございます。

 

部会長

 それでは、資料2、52ページから59ページまでご説明いただきました。ソフト、ハードと白丸、黒丸になっておりますけれども、この説明についてご質問、何かお願いいたします。

 

委員

 今日、自治振興連絡協議会、ここから来ておられんのでちょっとあれなんですけど、55ページの地域コミュニティ活動の促進ということで、自治振興会への役員・職員の配置と、こういうことで出て非常に結構なんですが、今現状、各校下に女性が1名おるかなと。その方が、公民館の関係の仕事、それからいろんな仕事をやっておるわけですね。今度市職員として来られると思うんですけど、レベルを上げるためには非常に結構なんですけど、私が1つ思うのは、費用が相当かかるということと、現状はほとんどボランティアでやっておるんですね、いろいろなことを。こういうことが少しずつ薄れてくるんじゃないかなと。1名ぐらいはどうもないんですけど、レベルを上げるためには非常に結構なんですけど、その下にまだ町内会長とかいろいろおりまして、あの人は市が払って働いておるという感じで、少し金を出さないと動かないような人間になっていくんじゃないかなと。

 我々も振興会の副会長を2年間務めまして全部ボランティアと。皆さん方も全体がそういうボランティアでやらなきゃならないということで感じておられるんですけど、そういう中に役員、職員と。それで、私は振興会の仕事だけしたと。それで、それ以外の雑用もたくさんあるわけなんですけど、そこら辺がどうかなと。

 それと、一応あれなのは、全体をカバーするということで設置すればいいんですけど、この分野、あの分野ということになるとちょっとどうかなと。非常に結構なんですけど、そう思います。

 それと、私自身も今まで提案した、どう健康寿命を延ばすかと。それはやはり公民館活動を活発にしながら延ばしていくのが非常にいいんじゃないかなと。ですから、公民館活動という点で、地域全体の〓〓〓〓〓〓〓〓いいんですけど、振興会だけということで来られるとちょっとあれかなという気はしますね。費用の面、それから今度皆さん方がボランティアで働かないという土壌がどんどんできていって、ちょっとまたどうかなという懸念。振興会の協議会から出された提案だと思うんですけど、私は2年間経験して、それから、それ以外にも、現状でも、パトロールとか、いろいろなことで出ておるんですね。どうかなという費用の面、それから人の面、それから今度皆さん方、我々も〓〓〓〓〓られるのかという感じで、ちょっとどうかなという気はします。

 

部会長

 ありがとうございます。

 55ページの地域コミュニティ活動の促進の中の自治振興会への役員・職員の配置というところについて■◇委員のご意見ですけれども、これはどなたか、考え方についてどのような考え方か、お願いします。

 

事務局

 今、55ページの地域コミュニティ活動の促進の中で、自治振興会の役員・職員の配置と、その項目についてでありますが、まず最初に、ミスがございまして、「役員」という文字ですが、これは削っていただきたいということで、事務局のちょっと連携ミスで申しわけありません。

 職員の配置でございますが、今ほど■◇委員さんのほうからも説明がありましたが、この職員につきましては、市の嘱託として、黒部市、16校下、地区がありますが、その地区に1名ずつ嘱託で置いておると。その主な仕事は、半分は公民館主事としての仕事、それから、半分につきましては、振興会、あるいは地区の環境衛生の問題でありますとか防犯、それから社会福祉、こんな仕事の、主にそういう活動は地区の役員の皆さんがボランティアでやられるわけですが、その事務局をこういう方に担ってもらおうという趣旨で配置しているものでございます。

 もともと合併以前につきましては、旧黒部市ではこういう形で今まで運営してきました。旧宇奈月におきましてはこういう形でありませんでしたが、合併を機会にぜひ同じレベルで地区の活動を推進していただこうという形で、合併協議に基づいてこういう形で置こうと、こういう趣旨でございます。

 

委員

 わかりました。そうしたら、要は現状維持ということで、別に変わらんということですね。そうですか。わかりました。

 

部会長

 今、事務局のほうからご説明がありましたように、黒部市については今までもそうしてきたとおりだと。旧宇奈月地区については、黒部市と同じように、そのように新しく、宇奈月地区については新規という形になるかもしれませんが、そのようにしていかれるつもりだということで、黒部の地区については今までと同様という考え方で物を考えているということでございます。

 ほかには何かございますでしょうか。

 かなりたくさん個別の事業が出ておりますので、もちろん事前には見てきていただいておるとは思いますが、具体的と言われても何か具体的には見えないものもありますけれども、どうぞ、忌憚のないところをお聞きいただければと思います。

 

委員

 自治振興会の、今■◇委員さんのおっしゃった件ですけれども、私、4月から初めて自治振興会の副会長という役をいただいて、やっと公民館主事さんの仕事の大変さということがわかったんですけれども、今、私は三日市なんですけれども、昨年入っておいでた方が、年齢的に65歳とかで何かあるんでしょうか、入っておいでて、1年というか、2年でしょうか、何かそういうことで、年齢制限は65というのは決まったんでしょうか。

 

事務局

 一応65歳ということで線引きをいただきたいということは、振興会の役員会等で協議をさせていただいて決定しております。その人選につきましてはそれぞれの地区の振興会でお願いしておりまして、たまたま今、◇◇委員さんのやられる地区につきましてはそういう形になったのかもしれませんが、一定の年齢制限を設ければどうかと協議して決定した次第でございます。

 

委員

 わかりました。なれていただいたらすぐに終わりというのは、選び方に問題があるということですね。

 

事務局

 その辺は地区にお任せしてあると。

 

委員

 わかりました。

 

部会長

 ありがとうございます。

 ほかには何かございますでしょうか。

 ほかの部会については後ほど、今は第6部会のものについて先にお話をさせていただきたいと思います。

 当部会の非常に注目されております新庁舎建設事業というものがございますが、初めて、この年度、基本構想が3年間、基本設計、実施設計が2年間、その後、建築工事の施工と出てまいりました。この辺も非常に注目されるところではあると思います。パブリックコメントの中にもやっぱり新庁舎の話はよく出てまいりますし、新聞紙上でも大変よく出てまいります。商工会議所の話ばっかりになって申しわけないですけど、商工会議所の中でも非常によく出てまいります。

 これも賛否両論がある話でございまして、当部会としましては基本的には新市建設に向けてということで合意を得ていろいろ計画をしていくわけですが、こうやって初めて前期から後期にかけてほぼ26年までに終わるという1つの目安が出てきておるというところなどはいかがでございましょうか、皆さん、ご意見等ございませんか。ここで初めてごらんになったと思うので、感想でも何でもよろしいですけど。もうちょっと早くすべきじゃないかとか、このぐらいでいいんじゃないかとか、ありましたら。

 

委員

 女性でもすごくそのことが話題になっています。みんな何か夢を描いてわくわくしているような話題になっていますので、どこに建ってどういうすてきなものになるのか、ほんとうにみんな見守っています。

 

部会長

 市民の話題の1つとしては、かなり上のほうに位置する話題ではないかなと。私もある日突然場所が決まったってねとかとある人に言われましてびっくりしたんですけど、何か常にそういうまことしやかなうわさが飛び交っておるようでして、場所はここになったという話が突然出たり、ほんとうにそういう意味では注目度が高いのかと思います。

 関連して、次のSTEP3でも同じように、この項目、事業メニューにも出てまいりますので、そちらのほうでまたお気づきの点があればと思いますが、ちょっと5分間ほど休憩をと思いますが、暑いのもありましてぼーっとしてくるので、少し立ったり座ったりして、トイレの休憩も含めまして5分間休憩させていただいてよろしいでしょうか。それでは、5分間休憩いたします。

 

(休  憩)

 

部会長

 それでは、引き続き協議事項を始めていきたいと思います。

 次に、Aといたしまして、施策検討用シート(STEP3)について、事務局からご説明をお願いいたします。

 

事務局

 それでは、引き続きご説明を申し上げます。

・・・説明省略・・・

 説明は以上でございます。

 

部会長

 ありがとうございます。

 複雑ではないんですが、特に指標の考え方、目標値として候補を挙げていただいておるんですが、この辺の考え方等は結構理解しにくいといいますか、これ、有磯さん、説明で言われた、施策中分類で指標を1つ持つと、複数ではなくて1つに絞るという意味でしょうか。

 

事務局

 少し説明不足であったかと思います。施策中分類で基本的に1つと申し上げましたが、場合によっては2つのものもあろうかと思います。逆に、どうしても指標というものが設定できない施策中分類というのもあろうかと思っております。今、本計画の施策中分類の数からいいますと79ございます。基本的に1つとしたいわけですけれども、物によっては2つがある、それから、物によってはないものがある。そういうことを含めまして、最終的には大体80前後の指標というものを設定したいと思っております。

 いろんな先進事例といいましょうか、既に総合計画を立てられたところを少し拝見しておりますと、ほとんどのところでこの指標の設定というものを現在取り入れております。ただ、その数からいいますと、多ければいいというものは決してございません。数からいいまして、今申し上げましたような数、あるいは100程度、そんなところが非常に多いと思われます。そういったことで、それぞれ個別事業について目標を持つという考えは非常に大切だと思っておりますけれども、この前期基本計画で掲げる指標というものについては、今ほど申し上げたような数あたりで設定をしてまいりたいと思っております。

 

部会長

 ありがとうございます。

 ということは、5年後、さらに10年後にアンケートをとってデータをとって確かめる指標みたいなものもあるわけですよね。数値を拾えばそのまま出てくるものもあるとは思いますが、その辺も含めて、結構これは委員の皆さんのアイデアといいますか、知恵がそのまま反映されることも十分予想されますし、住民として暮らしている我々の立場でこれがどういう形で指標としてとらえられればいいのかというのは結構大事な点かと思います。質問もあわせてご意見をちょうだいできればと思いますが、よろしくお願いいたします。

 ■◇委員、お願いします。

 

委員

 これは、ある程度進むべき方向が大体わかっておれば、それに皆さんが向かっていくので、有磯さんが言われたとおり、あまり項目を多くしても困りますし、また、それに対するコストもかかりますから、その程度であまり時間もかけないように、また、市民がよく理解できるようにしていただきたいなと。

 それと、もう一点、38ページにあります市民、地域と連携したリサイクル活動、ごみの減量化については、第4部会でも取り上げて、1人当たりのごみをどうするかと。こういうことにつきましては、数字がそのまま、リサイクルセンター、あるいは、宮沢清掃センターですか、ああいうところで把握していますから、そういうものはすぐ数字で出てきますから、そういうものはどんどん公開しながら、さらに、私は、1つ要望は、どこの地区から出るごみが悪いかということをリサイクルセンターが全部持っておるんですね。それを市にとめずに、悪いところは悪いところなりにもう少し協力していただけませんかということと、市に衛生委員会か何かがありますね。そういうところの中で、例えば荻生のどこらがごみセンターを設置したから表彰してやろうじゃなくて、ごみを回収したときに努力された、ごみと資源物との分別をきちっとやってあったり、そういうところもきちっとやっておるところの地区を表彰するような制度にして、全体的な盛り上がりにしていって、ごみと資源物のきちっとした出し方を全体的に広げていくとしたらどうかなと。

 それとあわせて、新川リサイクルセンターの選別ラインに、例えば10人ついておるのが8人になれば、やはりそこら辺からも協力してコストを引き下げていただくと。それで、市民全体でごみの出し方をやっていくということがいいんじゃないかなということで、ちょっと提言したいなと、そういうことを、わかる数字はどんどん公表しながら、悪いところは、悪い町内については改善されるように、いいところはどんどん表彰していったりということで、全部いい方向に持っていけたらと思います。

 

部会長

 ■◇委員のご発言は、個別事業に加えてほしいというイメージですか。

 

委員

 いや、個別ではなくて、とりあえずできるやつは数字で、現在、去年は何百トン出ておったけど、今年は少しごみを出す量が減ってきたとか、そういうものは、宮沢清掃センターと、おそらく新川リサイクルセンターが持っていますから、そういうものをどんどん公表しながら削減のほうへ持っていったらいいということで、あまり手をかけずに、わかる範囲のものはどんどん公表してくださいと、そういうことです。

 

部会長

 数値を随時発表していくと。

 

委員

 随時発表というか、そういうことで市民にも自己責任ということをわかるようなことに再編していったらどうかなと。

 

部会長

 わかりました。ありがとうございます。

 ほかには何かございますか。大変たくさんある中ですから。

 高木委員、どうぞ。

 

委員

 41ページの男女共同参画社会の推進のところなんですが、審議会への女性の登用率というところ、平成29年には30%という意味なんですよね。そうしますと、今さっきの資料では、ほんとうによかったなと思っているのは、20年に男女共同参画宣言都市のところに黒チョボもあってよかったなと思っています。20年から始まって9年もかけて30%はちょっと少ないというか、平成11年度にもはや国で男女共同参画の基本法ができて、今現在、黒部市ももう間もなく30になるんじゃないですか。だから、40ぐらいの目標を立ててもいいんじゃないかなと思うんですけど、二十五、六いっておるのじゃないですか。

 

事務局

 平成19年の審議会等への女性の登用率につきましては23.9%ということでございます。平成17年度は、旧黒部市にありましては29%程度だったんですが、19年度に見直しまして、審議会の対象が増えたということになりまして、その増えた審議会のところで女性の登用がなかったということで23.9%に落ち込んだと。

 

委員

 9年過ぎて30%はちょっと恥ずかしいような気もするんですが、いかがでしょうか。●◇専門委員さんなんかはどう思われます。県でもすごく、国でもやっていらっしゃるので。

 

委員

 どのラインがいいのかというのはよくわからないんですが、一応県のほうの女性の審議会への登用率というのは、現在でも4割を一応目標というか、めどにやっているという状況にはあります。理想論をいえば、男性と女性半分でということなんでしょうけど、人数的にはそういうことはなかなか難しいですから、一応今のところ県の場合は4割という形で動いております。

 

委員

 20年から始まって9年ですから、やっぱり少し理想を高くかけておかれてもいいのではないかと私は思うんですけど、だめでしょうかね。

 

委員

 今の総合計画審議委員の公募のやつは4割が女性なんですよ。それで、各種団体からいろいろ出てこられるでしょう。そうすると、その女性団体のほうから出てこられる方は女性ですけど。そうすると、例えば商工会議所の方が例えば女性であればカウントできますけど、ちょっと個々に見ると、市では公募のやつは5人のうち2人が、4割が女性になっておるんですね。ですから、県の水準まで達しておりますし、ほかの委員、農業委員会等いろいろ今ありますね。それの団体長、自治振興会の会長が女性であれば女性で来られるけれども、そういうことまでいって、総合計画審議委員でも20%台、公募4割が20%じゃないかなということで、そういうことを目標にしながらおそらくされておると私は思うんですよ。

 

委員

 私も思っていますけど、この審議会では女性団体からは私1人ですよ。女性団体から4割出ていないんです、ほかのところから出ておられるので。

 

委員

 我々公募で出ておる人は、5人のうち2人が女性なんですね。だから、そういうことで、そこら辺は市のほうも配慮されておると思うんですね。これからさらに配慮されていくんじゃないかなと思います。

 

委員

 よくわかりました。今後も登用をお願いいたしますということを言っているので。

 

部会長

 ほかにございますでしょうか。

 先ほど▽▽さんも言われましたが、書面で出していただいても結構ですし、それぞれ細かいことに気がつかれることもあると思います。個別事業についての内容について、さらに追加したり変更したりということも今の段階でしたら間に合うということです。

 ちょっと私、教えてほしいんですが、広報活動の充実の広報誌・市勢要覧・市議会だよりの編集、発行で、市民に丸がしてあって広報委員と書いてありますが、これは、市民から参加の広報委員が現在もいらっしゃるんですか。ちょっとわからなかったので教えていただきたいんですが、39ページの広報活動の充実、事業メニューの一番上、個別事業の一番頭に広報誌・市勢要覧・市議会だよりの編集、発行のこの項目、市民のほうに丸がついていて広報委員と書いてあるんですが、これは、こういう広報委員がいらっしゃるんですか、現在。

 

事務局

 お答えします。おいでになります。それで、広報を各地に配布していただいておるのは広報委員の方でございます。地区によりましては町内会の委員さんとダブっておられる人もあるようですが、一応すべて広報委員として委嘱をして広報を配布していただいております。

 

部会長

 配布しているだけですか、失礼ですが。

 

事務局

 主な活動は、広報ですから。

 

部会長

 いらっしゃるのでしたら、どういう広報がいいかとか、どんな情報が欲しいかとか、どんなものに興味があって見たいとか、その辺を、市民の声を反映していただくような意味での役割分担、配っていただくことも大事な仕事なのかもしれませんが、この辺で、市民参画という形の中で、やはり行政だけで広報をつくっていらっしゃると、どうしても、偏るということはないとは思いますが、やっていらっしゃる立場で自分たちの表現になると思いますが、ぜひ市民の声もそういう形で取り入れられる中で広報委員もお役立ていただくと大変ありがたいなと思いますが。

 ほかに何かございますか。

 ◇◇委員、どうぞ。

 

委員

 39ページの広報活動の充実というところで、行政の番組の放送なんですけれども、ここは市民というところに丸がついていますけれども、以前からもよく、私も含めてですけれども、行政の番組も1週間のサイクルで放送されておりますけれども、これって行政側としては何もかかわることなく放送していただくだけなんでしょうか。木曜日から次の木曜日まで1週間、同じ番組が流れていますけれども、これってだれも何も言うあれもないんでしょうか。

 

部会長

 コミュニティラジオの行政番組の放送ですか。

 

委員

 その下の。

 

部会長

 下のCATV行政番組の放送ですか。みらーれテレビのことですね。これが、市民に丸がついていますが、行政番組としては1週間同じものがずっと流れていると。

 

委員

 それには何か意図があって、ずっとこれなんでしょうかと。何かまだほかの方法があるのではないかなという考え方があるんですけれども。

 

事務局

 それでは、お答えいたします。番組の制作につきましては、なかなか市で直にできないものですから、外部委託をして作成をしております。したがいまして、一定の予算をかけてやっておりまして、ほんとうでしたらもう少しきめ細かくやれればいいんですが、今のところは予算の制限でそういう形にしておりますが、今、◇◇委員さんからの指摘もございましたように、過去から1週間同じようなのはどうかという指摘もありまして、予算の獲得もあるんですが、それ以外に方法等を聞いて、工夫を、これから検討のほうもまたしていきたいと思っております。

 

部会長

 市民に丸がついておりますが、市民は番組の中に参画しているという意味で丸がついているんですね。

 

事務局

 そうですね。

 

部会長

 CATVの行政番組については、確かに費用の問題等々大変ではございますが、今の◇◇委員のご発言なんかを聞きましても、ケーブルテレビの行政番組あたりの視聴率がどんどん下がっているのではないかなということがやはり懸念されますね。同じものばかりやっていると、どうしても視聴率は下がっていくでしょうし、興味もなくなってしまう。そうすると、勢いどんどんケーブルテレビの視聴率、視聴率自体を調査するのは大変難しいことでございますけれども、結構なお金をかけて運営をしているケーブルテレビですので、この辺は◇◇委員がおっしゃるように、有意義な番組をつくって視聴率を上げて、価値の高い新鮮な、情報提供をしていくとこの辺をやっていくべきではないかなと思います。

 ほかにはございませんでしょうか。

 市民の役割分担に丸をしていない部分は、やはり当局で少し遠慮しがちに丸をしておられるのではないかなと思うんですが、皆さん委員のほうから、これは市民にぜひやらせてほしいと、丸をつけさせてくれと、こういう意見も出ていいのではないかなと思うんですね。市長も盛んに言っておられます参画と協働という中では、一緒に働いてやれるものはもっともっとあるのではないかなと思いますが、やはり当局さんのほうは、あまりその辺を思い切って丸をつけると市民のほうにというのもあると思いますので、ぜひ委員の皆さんから、こういうものについては役割分担をしましょうよという積極的な意見をいただくと当局も大変喜ばれるのではないかなと思いますが、▽▽さん、何かないですか。どうぞ。

 

委員

 今、部会長が言われたお話でちょっと気になったんですけど、40ページの中にありますまちづくりへの市民の参画と協働の促進というところの役割分担で、協働という言葉に関しての解釈なのかちょっとわからないんですけれども、本来であれば市民と行政の両方に丸がついていてもいいのではないかな、それが協働というものではないかなと私は思っているんですけれども、いかがでしょう。

 

事務局

 この表の見方といたしまして、今、▽▽副会長さんがおっしゃった項目ですけれども、まず、事業主体の欄がございまして、市ということにいたしております。市民のほうに、今おっしゃったところはすべて丸がしてありますけれども、Bの事業主体とDの役割分担のところは重複をしないという整理をしております。それぞれの個別事業について、市と市民が協働をして取り組むと、こういう整理をしておるということでございます。

 

部会長

 特に行政に丸が入っている場合は、国とか県とかというのもありということでしたよね。

 

事務局

 ここでは、特にこの部分に限っては、県とか国とかというところには丸がつかないだろうという整理でございます。

 

委員

 今ほどの件なんですけど、今有磯さんがおっしゃられた形で納得はできるんですけれども、私の協働という言葉に関しての考え方、例えば一つのきっかけがあって、それを設営する側が市であり民間団体であり、ただ、そのため一緒に協働ということをやっていくのは、市民と行政ではないかなと私はイメージでとらえています。そういった中で、両方に丸があるほうが私のほうはすんなりとれやすいというところです。それはそれでいいです。

 あと、先ほどから出ています指標の件なんですけれども、38ページからずっと最後までずらずらっと見させていただいたんですけれども、STEP2のシートと一緒に見ていくと新規事業というものがSTEP2には書かれています。重点事業に関してもSTEP2のほうには印がつけてあってわかりやすいんですけれども、STEP3になってくると、そこら辺が資料が2つあって結構なんですけれども、2つ比べて見ていくと、まず、指標に関しては、重点項目に関してぜひ指標のほうを作成するような形でやっていただけないかなと。あと、また、新規事業というものに関しましては、逆に言うと従来行われてきた事業でこれからも継続していかなきゃいけないもの、また、過去になかなか結果が出てきていないものがそういう継続事業に含まれていると思うんですけれども、その中で新規というものが出てきたということで、その新規に関してもまたぜひ、目標値というか、指標というものも考えていただけるようなこのSTEP3の資料にならないかなと。これはちょっと全体的になんですけれども、そういう私の意見です。お願いします。

 

部会長

 もうちょっと教えてほしいんですが、この指標というのは今日少しお話をしましたが、これは、次回の部会ではこの指標にさらに候補が出てくるんでしょうか。それで、その中から選ぶとか、例えば委員の皆さんからも提案をいただいて書面で出していただいたりしますよね。それが次回の部会でどんな形で検討されていくのか、ちょっと教えていただけますか。

 

事務局

 済みません。説明が足りなかったと思います。後ほど申し上げる予定にしておりましたけれども、このSTEP2ですとかSTEP3、指標を含めてですけれども、委員の皆さんから、今、会議の場でもご意見を聞いておりますけれども、書面による提出は7月10日までにお出しいただきたいと、期限を切ってお願いする予定にしております。

 委員の皆さんからの意見も踏まえた上で、庁内の課長等で構成をする計画審議会で、庁内で議論をする予定にしております。そこで庁内の考え方を統一、整理させていただいて、次回の部会では、庁内としては3つか4つ候補を挙げていたけれども、これを指標としたいということをご提示申し上げたいと思っています。場合によっては、今書いてある以外のものがひょっとして出てくる場合もあるかもしれませんし、委員の意見、皆さん方からの意見の中でこれはこの指標がいいということがあればそういうものに振りかわるという場合もあろうかと思っていますので、そういう形で今後進めさせていただきたいということでございます。

 

部会長

 ということだそうでございまして、基本的には施策中分類で1つということで、次回には検討された上でのものが出てくるということだそうです。

 

委員

 基本的に1つですか。

 

部会長

 基本的に1つですよね。どうしても2つ必要だというものが出てくるかもしれませんけれども、基本的には1つということですね。ですから、指標からいいますと、この6―@の指標が、北方領土問題出前講座実施回数が、これがこの施策中分類の指標になるというのは、ちょっとこの時点でも何でこれなんやろうという気がしますけれども、地域間交流推進事業の中心に北方領土があるわけでもないと思いますし、多分出しにくい指標の中で苦肉の策で選ばれたのかなという憶測をしてしまいますが、この辺が例えばもうちょっと何か指標はないのかということですよね。

 姉妹都市との交流なんかも、特に毎年毎年とか、数字的にも大きくなるとか、そういう予定もないんでしょうけれども、私は、姉妹都市との交流なんかも何か中途半端で、もうちょっとどんといったらいいなという気もしているんですけれども、中間報告の施策の大綱にあった中で、例えば市内外との連携・交流の促進のところに何が書いてあるか、目指しているところはどこなのか、そういうものについて、じゃ、指標はどうあるべきなのかという考えをしていけばもう少し何か出てくるような気もしますけれども、この中間報告書、今日もちょっとお読みいただいておりますが、第6部会としてどこへ向かっているのか、各中分類の目標はどこにあるのか、何のためにこれをやっているのか、もう一度読み直していただいて、その結果どこへ行くべきか、じゃ、どこで指標をはかるべきかという考え方をして、ぜひ皆さん、今日出なかった意見でも結構ですので、書面でと思います。

 ほかにご意見はございませんか。よろしいですか。

 大分時間も経過してまいりましたので、特にないようでしたら、事務局のほうでは7月末から開催予定の次回の部会において一定の取りまとめを行いということです。先ほど有磯さんのほうからもちょっとご説明をいただきました。ぜひご意見等をいただいて、私がちょっと今申し上げたような見地に立って、我々委員の知恵の見せどころではないかなと思うので、こういう考え方でこうしたらいいと、ぜひご提出をいただければありがたいかと思います。

 それでは、以上で協議事項を終了いたします。

 その他、事務局から何かございますでしょうか。

 

事務局

 時間が大分経過しておりますので、簡潔に幾つかお願いさせていただきます。

 1点目は、先ほどからお願いしております意見提言書を同封してございます。7月10日までと期限が区切ってありますけれども、今までどおりこの書面による意見提言は当第6部会に限らずということで、ご意見があれば事務局へお寄せいただきたいと思います。

 それから、2点目、先ほど■◇委員さんからもご意見がございましたけれども、パブリックコメントの意見内容、それからそのほか審議会委員からの意見をまとめまして、参考資料として配付させていただいております。まだご一読をされていない方はぜひお願いしたいと思っております。

 最後に、次回の部会開催でございますが、7月31日、8月1日、8月2日、この3日間あたりでまた各6部会開かせていただきたいと思っております。第6部会、具体的にいつかということにつきましては、部会長とご相談の上、できるだけ早くご連絡申し上げたいと思っております。

 以上でございます。

 

部会長

 以上で本日の議事はすべて終了いたしましたが、全般を通じまして特に何かあればご発言をいただきたいと思います。よろしいでしょうか。何か言い足りなかったこととか言い忘れたこととかございませんか。大丈夫でしょうか。

 それでは、特にないようですので、ここで座長の役目を終えさせていただきます。委員各位には議事の進行にご協力を賜りまして、まことにありがとうございました。

 

事務局

 どうもありがとうございます。

 これをもちまして、黒部市総合振興計画審議会第3回第6部会を閉会とさせていただきます。どうもありがとうございました。

 

―― 了 ――